このページの本文へ

今さら聞けないIT英語 第36回

“プラットフォームとしてのWeb”の進化が生んだ「mashup」

2007年03月02日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

外部のWebサイトに自社のサービスの機能を利用してもらうAPI(Application Programming Interface)の提供は、インターネット上で提供するサービスのトレンドになっている。こうした最近のインターネット事情に関連するIT英語を、エンジニアはしっかりと把握しておく必要がある。まずは、次の英文を読んでいただきたい。

Piggy Bank is a Firefox extension that turns your browser into a mashup platform, by allowing you to extract data from different web sites and mix them together.(ピギーバンクはFirefoxの機能拡張で、異なるウェブサイトのデータを抽出し、それらを組み合わせることを可能にすることで、あなたのブラウザをマッシュアップ・プラットフォームにしてくれます)

 さて、この英文にある「mashup」とは何を指す言葉なのか。Wikipediaには、このように書いてあった。

A mashup is a website or application that combines content from more than one source into an integrated experience.(マッシュアップとは、複数の出自からなる内容を、一つの体験となるようまとめたウェブサイトやアプリケーションである)

 そもそもmashupは、ジャマイカ移民たちの間で「mash it up(それをつぶす)」という意味で使われていたらしい。それがレゲエやヒップホップなどの音楽で、「異なるジャンルの音楽を組み合わせる、リミックス曲を作る」ことを意味する言葉として使われるようになった。これが転じて、IT業界では「異なるWebサイトのデータやサービスを組み合わせて新たに何かを作る」ことを指す言葉として用いられるようになった。GoogleやAmazon.com、Yahoo!をはじめ、インターネット上で利用できるサービスが増えてきたことで、mashupはより盛んに行なわれるようになってきており、この言葉を見かける機会も増えてきている。

 インターネット上にどのような資産があり、それをどのようmashupして提供していくのか。エンジニアは技術だけでなく、情報収集力や想像力、プロデュース力も必要とされる時代であることを忘れてはならない。

“プラットフォームとしてのWeb”の進化が生んだ「mashup」

Illustration:Aiko Yamamoto

カテゴリートップへ

この連載の記事
最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ