このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

液晶テレビは買い換え需要を狙う

【詳報】シャープ、“AQUOS G”シリーズなど、液晶テレビ・HDDレコーダー新製品を発表

2007年07月02日 20時23分更新

文● 編集部 小西利明

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

20V型液晶テレビ『LC-20EX3』

20V型液晶テレビ『LC-20EX3』

20V型液晶テレビ『LC-20EX3』

パーソナルユースや2台目以降に適したサイズの製品として、20V型のワイドXGA(1366×768ドット)液晶パネルを搭載する液晶テレビ『LC-20EX3』も発表された。

モニター用途を重視していて、20V型ながら入力端子類が豊富な点が特徴となっている。映像入力端子として、HDMI入力×2D4入力×1アナログRGB入力(D-sub 15ピン)×1、S2入力×1、コンポジットビデオ入力×3を備えている。パソコンとの接続に適したDVI入力がないが、DVI~HDMI変換ケーブルで対応可能だろう。

20V型液晶パネルは、輝度450cd/m2、コントラスト1200:1、視野角は上下左右とも176度といった仕様となっている。

価格はオープンプライスで、予想実売価格は11万円前後。発売予定日は8月21日。主な仕様は以下のとおり

LC-20EX3
パネルサイズ:20V型、1366×1080ドット表示|輝度:450cd/m2コントラスト:1200:1|視野角:上下左右176度
チューナー:地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー×1、地上アナログ放送チューナー×1|主な端子:HDMI入力×2、D4入力×1、アナログRGB入力(D-sub 15ピン)×1、S2入力×1、コンポジットビデオ入力×3、i.LINK×2、10/100BASE-TX LAN×1、光デジタル音声出力×1など
消費電力:65W、待機時0.14W(クイック起動オン時 15W)|本体サイズ:幅49.7×奥行き22.4×高さ40.4cm(スタンド装着時)|重量:約6.6kg(スタンド装着時)
予想実売価格:11万円前後

AQUOSハイビジョンレコーダー

『DV-ACW80』

1TB HDDとダブルデジタルチューナーを搭載する『DV-ACW80』

AQUOSファミリンクに対応するHDD/DVDレコーダー“AQUOSハイビジョンレコーダー”の新製品5機種も同時に発表された。

地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを2台内蔵して2番組同時録画が可能な『DV-ACW80』『DV-ACW75』『DV-ACW72』と、デジタル放送チューナー1台の『DV-AC75』『DV-AC72』がラインナップされている。ただし、AC75/72シリーズはAQUOSとi.LINK端子経由で接続することで、レコーダー側チューナーとテレビ側のデジタル放送チューナーを併用でき、2番組同時録画が可能となる。なお、地上アナログ放送チューナーはいずれも1台搭載する。

内蔵するHDD容量は、ACW80が1TBのほか、ACW75/AC75が500GB、ACW72/AC72が250GBとなっている。光学ドライブはDVD-R DL対応DVDスーパーマルチドライブ(DVD+R/RWは再生のみ対応)を搭載し、Blu-rayディスクドライブは搭載しない

『DV-AC75』

シングルチューナー、500GB HDD搭載の『DV-AC75』

HDMI経由で接続された機器を、1台のリモコンで操作できるAQUOSファミリンクに対応するほか、AQUOS Gシリーズと同じく新聞のテレビ欄風電子番組表に対応するなど、AQUOSシリーズとの親和性や共通性をより重視した製品となっている。

映像出力端子としては、HDMI出力、D4出力、Sビデオ出力、コンポジットビデオ出力をそれぞれ1ずつ備える。映像入力端子としては、ACWモデルがSビデオ入力、コンポジットビデオ入力ともに2つ、ACモデルがそれぞれ1つずつ備える。そのほかにi.LINK×1を備える。LAN端子は備えていない。

価格はオープンプライスで、予想実売価格と発売予定日は以下のとおり

     
  • DV-ACW80:19万円前後、8月21日発売
  •  
  • DV-ACW75:13万円前後、同上
  •  
  • DV-ACW72:11万円前後、同上
  •  
  • DV-AC75:11万円前後、9月10日発売
  •  
  • DV-AC72:10万円前後、同上

AQUOSオーディオ『AN-ACX2』

“AQUOSオーディオ”『AN-ACX2』

AQUOS Gシリーズとマッチしたデザインのラック型オーディオシステム“AQUOSオーディオ”『AN-ACX2』

AQUOS Gシリーズと同時発表された、テレビラック型オーディオシステム“AQUOSオーディオ”『AN-ACX2』は、AQUOS Gシリーズにマッチするデザインの“1ビットシアターラックシステム”と称している。

AQUOSファミリンクに対応し、HDMI接続時はテレビやHDDレコーダーなどから操作できるほか、デジタル放送の番組情報に合わせて、最適なサウンドモードを自動設定する機能を備えるなど、AQUOSとの協調動作を重視している。

シャープが得意とする1ビットデジタルオーディオアンプを搭載し、10cmワイドレンジウーハーを内蔵するほか、両サイドには2ウェイスピーカーを搭載する。また、11種類のサウンドモードを備えるほか、“ドルビーバーチャルスピーカー”や“Audistry by Dolby”などのバーチャルサラウンド再生機能を備え、2スピーカー+サブウーハーながら臨場感あふれるサラウンド再生を実現するとしている。

価格はオープンプライスで、予想実売価格は13万5000円前後。発売予定日はAQUOS Gシリーズと同じ8月21日。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中