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体積が従来比約50%に

シャープ、コンパクト設計の家庭用ファクス“fappy”『UX-D57CL/CW』を発売

2007年07月05日 15時32分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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シャープ(株)は5日、同社の従来製品に比べて体積比で約50%に小型化したという家庭用デジタルコードレスファクス“fappy”(ファッピィ)『UX-D57CL』(子機1台タイプ)と『UX-D57CW』(子機2台タイプ)を27日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は順に、3万2000円前後、4万2000円前後。

“fappy”UX-D57CW

“fappy”『UX-D57CW』

UX-D57CL/CWは、業界最小クラス(家庭用ファクスにおいて同社調べ、2007年7月5日現在)という幅296×奥行き181×高さ86mm/約2.3kgの本体を持つパーソナルファクス。体積で同社従来製品『UX-D56CL』(2006年7月発売)に比べて約50%、設置面積(底面積)では約70%に小型化したのが特徴。また、同社ファクスでは初となる、かけてきた相手の名前(登録名)を音声で知らせる“誰からコール”(ファクス/通話どちらも可能)や、業界初となる“セキュリティ機能”を搭載している。

セキュリティ機能には、ボタンを押した時点からさかのぼって45秒間の会話を録音する“戻って録音”や、怪しい電話をボタンを押した時点から録音開始する“通話録音(今から録音)”機能がある。さらにしつこいセールスや勧誘の電話に対して、ドアホンのチャイム音を流して電話を切るきっかけを作る“チャイムでお断り”、相手に断りのメッセージを自動送信して直後に電話を切る“メッセージでお断り”などの機能を搭載。お断り機能を1度使うと、同じ番号からかかってきた相手には自動的にお断りメッセージを流して切る設定にもできるという。

背面のトレイを閉じたところと開いたところ

背面のトレイを閉じたところ(左)と開いたところ(右)

このほか従来製品と同様に、受信したファクスを液晶ディスプレーで確認して、印刷するかどうかの判断ができる“見てからプリント”機能を搭載。背面の給排紙トレイ(原稿挿入口兼用)は、未使用時にはたたんでしまうことができ、コンパクトになるだけでなくホコリの浸入も防ぐという。給紙は最大約105枚(A4普通紙)をセット可能で、印刷方式はインクリボン(33m対応)による熱転写方式となっている。


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