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【T指令のパーツで遊ぼう!! No.13】

2006年に登場した人気CPUクーラーの最強王座を決める!

2007年02月24日 21時54分更新

文● T指令

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T指令

【T指令プロフィール】小学生の頃から自転車で秋葉原に通うアキバ大好き人間。NECのPC9800シリーズが全盛期のPCショップや、DOS/Vパソコン・自作パーツのショップを転々と勤務する。大好きな水冷と空冷のCPUクーラーが、これからいろいろと登場するなとワクワクしている

 Windows Vistaがついに発売され、深夜販売ではお祭り騒ぎになった秋葉原もようやく落ち着きを取り戻しつつある。気温も徐々に上がって眠気を誘う陽気になっている。しかし、気温が上がると今まで問題なくオーバークロックで動作していたCPUが突然、動作不安定になることも。そんな暖かな陽気に備えて、そろそろCPUクーラーの強化を考えておこう。そんなわけで、今回は2006年に発売された人気CPUクーラー7種類の冷却性能を「Core 2 Duo E6600」でチェックした。オーバークロック耐性が高くダントツ人気の“Core2 Duo”シリーズをVistaと同時に購入した人は、少しでもVistaを快適に動作させるために、CPUクーラーを強化してオーバークロックする手もアリだ。


CPUクーラーを7製品チョイス

 毎年多くのCPUクーラーが発売されるが、2006年は静音性と冷却性能がともに高い製品が人気だった。そんなCPUクーラーのなかから、T指令と編集部が選んだ2006年最強王座ノミネート製品を紹介していこう。
 まずは、CPUクーラーの定番メーカーともいえるサイズ製品。発売後すでに半年近く経過しているが、現在でも人気の「峰COOLER Rev.B」と、サイズも大きいが冷却性能も高い「INFINITY COOLER」。さらに、マザーボードのチップセットにも風を当てることが可能で、同社開発担当者のANDY氏が鎧を着てパッケージに登場している「ANDY SAMURAI MASTER」をチョイス。また、同社が代理店をつとめるThermalRightから「SI-120」を選んだ。

サイズ製品

左から「ANDY SAMURAI MASTER」、「峰COOLER Rev.B」、「INFINITY COOLER」

 そして、サイズ製品以外では7000円台後半と割高だが、5本のヒートパイプを搭載するASUSTeK製「Silent Square」と、“8”の字型にヒートパイプを配し、フィンも含めてすべて銅製となるZALMAN製の「CNPS9700 NT」をチョイス。さらに12cmファンを2つ搭載可能なクーラーマスター製「風神匠」を試してみることにした。なお、「SI-120」と「風神匠」はファンが別売のため、風量があって静音性も高いSilenXの「SX-12025-14」(1600rpm/58CFM/14dB)を使用する。ちなみに、このSilenXのファンは秋葉原のオリオスペックで取り扱っている。というか、ここでしか扱っていない。また、今回使うのは1年以上前に購入した旧型だ。最新モデルだと、同じ14dbでも風量が72CFMの製品や、厚さが38mmだが18dBで風量90CFMという12cmファンもある。もちろん、8cmサイズの製品もあるので、静かで風量のあるファンを捜している人はチェックするのをオススメする。

その他CPUクーラー

左から「SI-120」、「風神匠」、「CNPS9700 NT」、「Silent Square」

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