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2013年CPUクーラー最強王座決定戦 第4回

ついに王座決定! 2013年CPUクーラー王座決定戦【第4回】

2014年02月08日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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 これまで全3回にわたり、「CPUクーラー最強王座決定戦」の2013年度版にエントリーした13+1製品を紹介してきた。

 第1回でも解説した通り、今回のテストはAMD「FX-8350」を4.6GHzへオーバークロックした状態で「OCCT Perestroika 4.4.0」の負荷テスト行ない、10分間耐えられなかったものについては順次クロックを落としてテスト、というやり方にした。

テスト環境
CPU AMD「FX-8350」(4GHz)
マザーボード ASUS「Crosshair V Formula」(AMD 990FX/SB950)
メモリー Patriot「Patriot PSD38G1600KH」(DDR3-1600 4GB×2)
ビデオカード ELSA「GeForce GTX 650TI Boost S.A.C」(GeForce GTX 650Ti Boost)
SSD Intel「SSDSC2CT240A4K5」(SATA3 240GB)
電源ユニット Seasonic SS-760KM(80PLUS GOLD)
OS Windows 8.1 Professional 64bit版

 これからCPU温度やファンノイズなど、それぞれのポイントについて14製品横並びで比較するが、棒グラフの帯の色でオーバークロック設定がわかるようにしている。どの製品がどのオーバークロック設定を通過し、どの色で表現されているかは、以下の通りとなる。

各製品のオーバークロック設定

 なお、第3回の最後で紹介したCRYIORIG「R1 Ultimate」は2014年発売の製品なので、リストから除外している。この製品の順位は、来年のこの時期に再度確認してもらいたい。

全14製品を一挙に比較

アイドル時のCPU温度(単位:℃) ←Cool

高負荷時のCPU温度(単位:℃) ←Cool

 4.6GHzをパスした製品だとアイドル時に冷えている、というわけではない点に注目したい。それが一番よく出ていたのがサイズ製の「ASHURA SHADOW EDITON」および「MUGEN4」の2製品だ。アイドル時のファン回転数速度を極限まで絞るため、CPUが高温になってからの温度の“戻し”は弱い。しかしある程度温度が上がるとしっかり冷えるという2面性を持っている。

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