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モバイルガジェット黄金時代への道

モバイルガジェット黄金時代への道

小型モバイルガジェットというと、最近ではスマートフォンやタブレットをイメージする方が多いはずだが、 それらは何の前触れもなく突然生まれたわけではない。過去に名機と呼ばれる数々の小型製品が市場をにぎわし続け、現在につながっている。 この連載では、そんな話題・人気となった小型モバイル機器、また関連する往事のトピックなどを紹介していく。

2016年09月21日 21時00分更新

文● 塩田紳二 編集●ハイサイ比嘉

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  • モバイルガジェットの名手、カシオが挑戦し続けた「カシオペア」

    2016年09月21日 21時00分更新

    第4回   モバイルガジェットの名手、カシオが挑戦し続けた「カシオペア」

    カシオペア(Cassiopeia)シリーズは、Windows CEを採用したモバイルデバイスのシリーズ。カシオは、最初のWindows CEマシンを開発した3社のうちの1社(あとはHPとフィリップス)。初期のWindows CEで、日本語化が早期に行なわれたのは、カシオが積極的に製品化を行なったからだともいえる。

  • これこそが世界初のA4モバイル、エプソンが昭和に生んだ「50時間駆動」のハンドヘルド「HC-20」

    2016年08月30日 21時00分更新

    第3回   これこそが世界初のA4モバイル、エプソンが昭和に生んだ「50時間駆動」のハンドヘルド「HC-20」

    エプソンの「HC-20」は、1982年に発売された8bit CPUを搭載するモバイルコンピュータだ。ただし、当時の8bitコンピュータは、BASICによるプログラミングを行なって使うもの。このHC-20も、標準では機械語モニターとマイクロソフト製のBASICが動作するだけだ。ディスプレイは、文字表示として20文字×4行と小さいものの、プリンタを内蔵しているため、たとえばBASICのプログラムリストなどを全部印刷して見ることができた。

  • Palm - 新たな神、新たなユーザー、新たなエコシステムを生み出したモバイル界の覇者

    2016年08月19日 12時00分更新

    第2回   Palm - 新たな神、新たなユーザー、新たなエコシステムを生み出したモバイル界の覇者

    Palmは、OSのライセンスで多数の互換機が登場、1996年から2000年代の前半ぐらいまでの約10年間にモバイル界を席巻したデバイスだ。Palmシリーズとその互換機は、現在のスマートフォンなどモバイルデバイスのコンセプトのほとんどを実現した。

  • 日本人を熱狂させた伝説の名機、「HP 95/100/200LX」を知っているか?

    2016年08月10日 20時30分更新

    第1回   日本人を熱狂させた伝説の名機、「HP 95/100/200LX」を知っているか?

    Hewlett-Packard(HP)の「HP 95/100/200LX」は、いわゆるミニPCの1種だ。16bit CPUで組み込み版MS-DOSを動かし、「Lotus 1-2-3」(表計算ソフト)や個人情報管理ツールをROMに組み込んだコンパクトなマシン。世界的に人気があった機種だが、特に日本では多くのユーザーを獲得した。

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