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「こんな働き方はもう嫌だ…」「働くことがなんだか楽しくない」。
日々働いていると感じる、誰かにちょっと聞いてほしい、でも人には言いづらい仕事のお悩み。そんなお悩みを、一緒に考えます。
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ASCII読者の皆さん、こんにちは!正能茉優です。
今月も、パーソルキャリアの新規事業企画、ハピキラFACTORYの代表、そして慶應義塾大学大学院の特任助教と、3つのお仕事をしています。
さて、この連載「お仕事悩み、一緒に考えます。」では、今月も、読者の皆さまからいただいたお仕事に関するお悩みについて、一緒に考えていきます。
今月のテーマは、「コロナ禍での地方副業における、人間関係の築き方」について。
オンラインでの地方副業を始めた私と同世代の女性から、お便りをいただきました。
オンラインでの地方副業を始めました
まゆさん、こんにちは。
私は東京で会社員をしながら、自分の地元の茨城県のメーカーで企画・マーケティングのお仕事をお手伝いしています。
オンラインで面接を受け、オンラインで仕事をしているので、「茨城の仕事をしている感」こそないのですが、とはいえ、離れた場所にいるはじめましての人たちとの仕事なので、難しいところも。
最近特に難しいと感じるのは、チームメンバーとの関係の築き方です。
住む場所はもちろん、年齢も育ってきた環境も、人生フェーズも違う方々が多く、どのように距離を縮めていいのか、思い悩んでいます。
オンラインでの飲み会や懇親会、さらには雑談タイムなどにもチャレンジしてみていますが、なかなか距離が縮まりません。
ビジネスライクな付き合いと思えば、それなりに回っているので問題ないのですが、地元ということもあって、そこまで割り切れない自分もいたりします。(苦笑)
オンラインでの地方副業。どうしたら離れた場所にいるメンバーと距離感が縮まるのでしょうか?
まゆさんは、地方でのプロジェクトをオンラインでやられていることも多いと思うので、コツがあれば教えてもらいたいです。
(ミサトさん・32歳・企画マーケティング職)
私も、同じ悩みにぶち当たっています
ミサトさん、はじめまして。
私も最近、ちょうど同じような悩みに直面していて、うんうん……とと深く頷きながら、ミサトさんのお便りを読ませていただきました。
それなりの大人たちがオンラインで仕事をするとなると、ビジネスライクな付き合いと割り切れば、それなりに問題なく動かせますが、せっかくなら仲良くなりたいですよね。(笑)わかりみが深い。
私の場合は、2017年度から慶應SFCの学生たちとやっている、「長野県小布施町での新事業創造プログラム」が、このコロナ禍でオンラインに切り替わり、その活動内容・方法を模索している今日この頃です。
コロナ前のこのプログラムでは、学生たちが実際に2泊3日で小布施町に伺って、町の方々とお話をしながら、小布施を舞台・テーマにした事業をつくっていました。ところが、コロナ禍に入って、町に伺うことが難しい状況になってしまったのです。
まず取り組んだのは「仲良くなる時間」をつくること
プログラムをオンライン化するにあたり、私がまず取り組んだのは「仲良くなる時間」をつくることでした。
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