性格に影響しないと断ずるのも早計!?
突然ですが、せれろんやまだはB型です。血液型別性格などで、よく“自己中心的”と言われるB型です(その結果B型にあたりが強い世の中なのは気のせいでしょうか?)。その他にも、几帳面といったらA型、大ざっぱといえばO、二面性といえばAB型と、血液型ごとに代表する性格がある程度頭の中に思い浮かびます。あくまでこれらはせれろんやまだが生きてきた中で見聞きしたもので、万人に必ず当てはまるとは言えないものですし、他にもいろいろと言われる特徴があると思います。
このような血液型と性格の関係性ですが、昨今ではほとんど“ない”とされています。確かに生まれ持った性格もあれば、兄弟構成など外的要因で身に付いてくる後天的なものもあるし、一概には確かに血液型と紐づいてるとは言いきれません。『ブラハラ(ブラッドタイプ・ハラスメント)』という言葉もありますし、決めつけはよくありませんね。
ですが、科学的に考えると、その血液型が“できた理由”や、“かかりやすい病気との因果関係”などから、“性格と関係ないとは言いきれない”という観点もあるようです。確かに、何かしら根拠がないと、ある程度ステレオタイプな因果関係なんてできませんもんね。血液型の歴史からちょっと追ってみましょう。
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