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Swift Playgroundsで学ぶiOSプログラミング 第27回

パスの塗りつぶし方法のいろいろ

最新言語で古典的なグラフィック処理を試してみる

2017年02月06日 17時00分更新

文● 柴田文彦 編集●吉田ヒロ

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 前回は、iOSのUIBezierPathクラスとして定義されているベジェ曲線を使って、自由な多角形や曲線を描く方法を取り上げました。ベジェ曲線は、Adobe Illustratorに代表されるベクトル系の作図アプリにも利用されているもので、自由、かつ直感的に複雑な形状の曲線を描くことができるものです。

 今回は、まず前回には紹介できなかった「円弧」を描く方法を示します。厳密にはベジェ曲線ではありませんが、iOSではUIBezierPathの機能に含まれています。これによって円の一部を切り取ったような曲線を描けます。開始角度と終了角度を指定して、円の任意の部分を切り取った円弧を描けます。もちろん、開始角度と終了角度を360度開くことによって、円そのものを描くことも可能です。

 ところで、パスは基本的には一筆書きで描けるものが1つのパスとして認識されるのが普通です。しかし、複数のパスを1つにまとめることで、島のような、言い換えれば虫食いのようなパスを作成することも可能です。その際に塗りつぶしがどのように作用するのかは、興味深いところでしょう。半径の異なる同心円や、交差したパスによって構成される図形の塗りつぶし方法も細かく見ていきます。

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