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連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第254回

Webサイトのデータベースを狙う攻撃が顕著に増加/情シス担当の半数が転職意向、背後にある変化/AI業務活用、実態は“AIオペレーター”?、ほか

情シス担当者の約半数が転職意向/

2026年10月19日 08時00分更新

文● 末岡洋子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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[働く][情シス] 情シス担当者の約半数が転職意向、高まり続ける業務負荷が背景に(アルティウスリンク、10月15日)
・情シス担当者のストレス要因は「業務の属人化」「人員不足」「無理な納期」
・繁忙期には「月20時間以上残業」の担当者6割を占める
・約半数が「1年以内の転職意向」、その半数は「具体的に活動」「準備中」

 従業員200名以上の企業で情報システム(情シス)担当を務める1648名を対象に、情シス業務の実態や運営課題を聞いた。情シス部門に対する経営層の期待は「コスト最適化/効率化」(48.7%)が最多で、「品質/正確性の向上」(35.7%)、「省人化/自動化」(34.9%)が続く。一方で、情シス部門の課題としては「業務の属人化」(43.6%)、「人員不足」(34.3%)、「無理な納期/割り込み案件」(30.0%)がトップ3だった。今後1年以内の転職については、「具体的に活動中」(9.0%)のほか、潜在層である「準備/情報収集中」(16.7%)、「機会があれば検討したい」(24.2%)を含めて、49.9%が転職意向を持っていた。転職検討の理由については「年収・報酬への不満」(27.8%)を筆頭に、「業務負荷が高い」「キャリア成長機会の不足」「仕事内容とのミスマッチ」などが続く。

 ⇒ 情シス部門の人手不足は新しい課題ではありません。ただし現在では、対応すべき業務領域が、従来からのシステム運用/保守業務に加えて「DX推進」「AI活用」「セキュリティ強化」などにも拡大しており、業務負荷が高まっているのが実態です。人員を増やさないのであれば、アウトソーシングや自動化への投資も検討すべきでしょう。

情シス担当者が、業務環境や組織で感じるストレスや課題(出典:アルティウスリンク)

情シス担当者の、今後1年以内の転職についての意向(出典:アルティウスリンク)

[AI][生産性] 企画/マーケティング職のAI活用で「考える時間が増えた」は2割ほどにとどまり、実態は“AIオペレーター化”?(日本能率協会総合研究所、10月9日)
・企画/マーケ職のAI活用、「情報収集」「資料作成」の時間短縮を各4割超が実感
・ただし「熟考する時間が増えた」は2割ほどにとどまる
・「AIをうまく動かすこと自体に意識が向く」が3割超、実態は“AIオペレーター化”

 企画/マーケティング関連職の1640名を対象に実施した調査より。生成AI活用によって「情報を短時間で収集・整理」(42.3%)できるなど、業務の効率化は進んでいる。その一方で「アイデア/企画/戦略を熟考する時間」が「増えた」は21.5%にとどまり、「生成AIへの指示や、出力の確認/修正/再生成に多くの時間を使っている」(35.7%)がそれを上回っている。生成AIを活用しても業務時間が短縮できていない理由として、「AIから複数の“もっともらしい”回答が得られ、その中から何が妥当かを判断・検証する負担が増えた」(26.4%)が最多だった。

 ⇒ AI活用で作業時間が短縮できても「考える」時間が増えていない状況は、企画/マーケティング職にかぎらず当てはまりそうです。「出力の確認/修正/再生成に時間を割いている」という回答からも分かるように、まだまだ“AIをお世話しなければならない”段階にあることが、その一因でしょう。

生成AIの利用前と比較した、各業務にかける時間の変化(出典:日本能率協会総合研究所)

生成AIを業務利用しているうえで感じること(出典:日本能率協会総合研究所)

生成AIを活用しても業務にかかる時間が短縮できていない理由(出典:日本能率協会総合研究所)

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