遊食 ! 東日本 第57回

新幹線で北海道へ行ってきた! 歩くたびに「見たことある!」景色に出会える街【函館の旅#1:ベイエリア編】

文●南條知子 マップ●フジマキ容子

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異国情緒あふれる元町の坂と教会群

 人力車を降りたあとは、ベイエリアを自分の足でぶらり散策。函館には坂がいくつもありますが、最も有名なのは「八幡坂」。1980年代にライオンの食器用洗剤「チャーミーグリーン」のCMのロケ地となったことで、「チャーミーグリーンの坂」とも呼ばれているそうです。

八幡坂の上から。海に向かってまっすぐ伸びる石畳の坂が美しい

下が和風、上が洋風という独特の建築

 散策していて印象的だったのが、下が和風、上が洋風という「和洋折衷」建築。坂の上に建つと、下からは1階部分が隠れて2階の洋風な部分だけが見えることから、当時開港した函館を訪れた外国人に“自分たちの故郷に帰ってきたような”印象を与える、いわば“おもてなし建築”だったそうです。

 八幡坂から2本先の「基坂」を上った先にあるのが国の重要文化財「旧函館区公会堂」。こちらも映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』に登場するようで、聖地巡礼らしき方々の姿を多く見かけました。私は時間がなくて中に入らなかったのですが、当時のドレスやモーニングを着て記念撮影ができる貸衣装体験がとても気になりました。

旧函館区公会堂

 元町エリアはこの旧函館区公会堂をはじめ異国情緒あふれる建造物の宝庫。ここからは写真でお楽しみください。

旧北海道庁函館支庁庁舎(現・Jolly Jellyfish 元町公園店)。お役所がレストランになるってなんか不思議(笑)。逆ならありそうだけど

元町公園。ここから見る眺めは絶景でした。おすすめ!

カトリック元町教会。教会建築は塔など、日本にはない建築物が併設されていて、一段と異国情緒が感じられます

函館ハリストス正教会。こちらの教会もまた美しい。教会というよりお城っぽい? 「ハリストス」は、キリストの名前のギリシア読みなんですって

函館聖ヨハネ教会。函館市は本当に教会が多い

道幅が二十間(約36メートル)ある「二十間坂」

 八幡坂から2本函館駅寄りにひときわ幅が広い坂「二十間坂」があります。明治時代に何度も大火に見舞われた函館は、道の反対側まで火が燃え移らないようにする“延焼防止帯”として幅を広くとって整備したのです。ってマイケルさんが言ってました。

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