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メールで直撃!注目ゲーム・インタビュー 第15回

『空の軌跡 the 2nd』だけでなくシリーズ作についても直撃!

リメイク版「空の軌跡」がここに完結!『空の軌跡 the 2nd』について日本ファルコム社長・近藤季洋氏にメールインタビュー

文●ミヤザキ 編●ASCII

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 今注目の最新ゲームの開発者やプロデューサーにメールインタビューする連載企画の第15回目は、2026年9月17日にNintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation 5/PC(Steam)にて発売される『空の軌跡 the 2nd』(以下、2nd)。

 本作は、2006年にPC(Windows)向けに発売された同社のストーリーRPG『英雄伝説 空の軌跡SC』(以下、SC)のフル3Dリメイク作。昨年発売された『空の軌跡 the 1st』(以下、1st)から続きの物語となり、前作で正遊撃士となった主人公・エステルの新たな旅が描かれる。

 発売も迫った本作について、プロデューサーである日本ファルコム代表取締役社長・近藤季洋氏にメールインタビューを敢行。ほかのシリーズ作についてもお答えいただいているので、ぜひともチェックしよう。

 なお、『1st』のネタバレに触れる部分もあるので、未プレイの人は注意してほしい。

▼オープニングムービー

▼プロモーションムービー

<日本ファルコム代表取締役社長
近藤季洋(こんどうとしひろ)氏プロフィール>

 オリジナル版の『空の軌跡』の製作の中心人物のひとりであり、社長就任後は、同シリーズを含めた日本ファルコム作品全体のプロデューサーも務める。「イース」シリーズでは、シナリオも担当している。ちなみに、近藤氏は学生時代に『英雄伝説III 白き魔女』の非公式ファンサイトを開設するなど、ファルコムゲームのファンでもあった。

●『1st』の後、すぐに『2nd』を作る予定はなかった!?

 

――本作は「英雄伝説 空の軌跡」シリーズの2作目のリメイク作となりますが、あらためて、『空の軌跡』をリメイクすることにしたきっかけを教えてください。また、1作目のリメイクである『1st』を出した後、続いて『2nd』を発売することは初めから決めていたのでしょうか?

近藤季洋氏(以下、敬称略):もともとシリーズが20年以上続いていて、最初の「空の軌跡」を遊んだことがない方が多くなってきたということがありました。また、「軌跡」シリーズに興味は持っているけれども、どこから遊んだらいいかわからない。最初から遊びたいけれども、大分前の作品なので手が出しにくいといったご意見をいただいていました。軌跡シリーズ全体としては佳境に入っているんですが、このままシリーズを締めていいのかな? という想いがずっとありまして。

 これだけ長く地続きで続いているRPGっておそらく無いと思うんですけど、やはり最初からいるお客さんだけでなく、もう一回、興味を持っている方たちに新たに仲間に入ってもらって、なおかつ卒業している方もいらっしゃると思うので、そういった方たちにも最後に向けて再び興味を持って欲しいと思い、そのまま最新作を続けるのではなく、最初のタイトルをどこかでやりたいと思っていたわけです。

 『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』(以下、界の軌跡)が終わったところが妥当だったのかと言われると、外から見られたときはわかりにくいと思いますが、社内的にはちょっとチームがバテていまして。何かしらここで休息が必要だなという社内的な事情があったので、だったら今、ここでやるしかないと。社員の中には、「空の軌跡」が好きで入ってきた人も多く、そういうところも噛みあって、やるなら今ということでリメイクに着手しました。

 『1st』を作り始めた時に、すぐに『2nd』を作るとは考えていませんでした。とりあえず『1st』の開発を始めたんですけど、開発チームのモチベーションが高くて、こちらからとくに指示を出さなくても自発的に動いてくれまして。いつのまにか『SC』どうします? という話が始まって。

 まだやるとも言っていないし、完成もしていないのに、そんな風にやる気まんまんだったので、『1st』を発売してお客さんの反応も良かったですし、PC版の『SC』のときに大分お待たせしてしまった反省点もあったので、では『2nd』はこのまま一年後の発売を目指そうということで制作することを決めました。

『空の軌跡 the 1st』の直後から物語は始まる。ちなみに、PC版の『SC』は、『英雄伝説 空の軌跡FC』(以下、FC)から2年後に発売された

――今回リメイクする際に、『FC』と『SC』をひとつにまとめて出すといったようなことは考えられなかったのでしょうか?

近藤:ボリューム的に無理ですね。それに、それをしてしまうと開発が4~5年コースになってしまいます。そうすると、『界の軌跡』の続きをさらにお待たせすることになってしまうので、オリジナル版と同じ形にしました。

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