連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第235回
SCS評価制度でセキュリティ投資「増額予定」が8割/大企業と中小企業のAI導入格差は2.7倍/情シスの3人に2人が「シャドーAI増加」実感、ほか
来年にはIDEが「開発の必須ツール」でなくなる?
2026年06月01日 08時00分更新
[開発][AI] エージェント型コーディングの浸透で、来年にはIDEが「開発の必須ツール」でなくなる?(Gartner、5月27日)
・エージェント型コーディングを利用するチームでは、IDEは「必須ツール」ではなくなる
・競争軸が「運用面での卓越性、ガバナンス、商業的成熟度」へとシフト
・AIが生成したコードの品質を評価できる開発者のスキル維持が日本企業の急務
エンタープライズAIコーディングエージェント市場の将来予測。企業の開発現場ではこれまで、IDE(統合開発環境)が必須のツールだったが、その状況に変化が起きつつあるという。主要AIモデルプロバイダーが開発の上流工程へと取り組みを拡大し、ワークフローがソフトウェア開発ライフサイクル全体へと拡大することで、エージェント型コーディングを利用する開発チームの65%超が「IDEを必要不可欠と考えなくなる」「コントロール、ガバナンス、検証を自動化プラットフォームへ移行する」と予測している。
⇒ アプリケーション開発の現場に大きな変化の波が押し寄せています。ただしガートナーでは、AIコーディングの普及によってコーディングスキルを軽視する風潮の広まりにも警鐘を鳴らしています。AIが生成するコードの適否を最終判断するためには、開発者自身の深い理解が不可欠であり、「実践を通じたスキル習得機会の喪失への対策が急務」だとしています。
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