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新清士の「メタバース・プレゼンス」 第156回

ChatGPTの画像生成AIは本当に最強か Nano Bananaと比べて見えた“弱点”

2026年05月11日 07時00分更新

文● 新清士

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目指す画像によって使い分ける必要がありそう

 GPT Image 2.0は、Nano Bananaに比べて、デザインといった新しい表現方法などで、非常に強力になっている部分が多数あります。一強になったとさえ言われるほどです。しかし、実は、特に実写領域では、一貫性の実現でNano Bananaが有利である点も残っています。また、厳しい表現制限もあり、何でもできるというわけではありません。

 ただ、グーグルも自分たちの強い部分、弱い部分を把握しつつ、仕掛けてくるでしょう。今年のグーグルの開発者向けイベント「Google I/O」は5月19~20日で予定されており、新しい画像AIについての発表をぶつけてくる可能性は十分にあるでしょう。

 今後も、どのような画像を目指すのかという目的に応じ、それぞれの特性を把握して使い分ける必要がありそうです。

 

筆者紹介:新清士(しんきよし)

1970年生まれ。デジタルハリウッド大学大学院教授。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。ゲームジャーナリストとして活躍後、VRマルチプレイ剣戟アクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」の開発を主導。2026年3月に発売したクラフト系サバイバルゲーム『Exelio』のAIによるキャラクターデザイン、3Dプロップの作成を担当。著書に『メタバースビジネス覇権戦争』(NHK出版新書)がある。

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