連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第232回
市場トレンドやユーザー動向を「3行まとめ」で理解する 4月18日~4月24日
「AI導入で人員を減らしても収益は増えない」その理由/「専任情シス不在」中小企業の3社に2社/ユーザーアカウント流出が加速、ほか
2026年05月11日 08時00分更新
[セキュリティ] 日本では「毎分7件」ペースでユーザーアカウントが流出、20年間の累計被害は1.3億件超に(Surfshark、4月28日)
・2026年の第1四半期に流出したアカウント数、日本は世界18位の約94万件
・世界全体の流出件数は前年比で約3倍に急増
・AIの導入拡大で扱うデータ量と連携システムが増加、攻撃対象領域が拡大
ユーザーアカウントの情報流出動向に関する調査。2026年第1四半期、日本で流出したユーザーアカウント数は93万7800件で、毎分7件が流出している計算になる。2004年からの累計流出数は1億3980万件に達しており、その内訳はパスワード(1億320万件)、電話番号(360万件)、住所(290万件)など。AI活用が加速したことで、企業が保有/連携するデータが増加し、攻撃対象が広がっていると警告している。
⇒ 一度流出したユーザーアカウントは、長期にわたり売買/再利用されるため、10年後や20年後でも悪用リスクが消えないとのこと。
[働く] オフィスで働くと「気分が切り替えにくい」と感じる人が過半数(プラス、5月8日)
・仕事中に「気分を切り替える必要がある」と考えるオフィスワーカーは8割超
・ただし「オフィスでは気分が切り替えにくい」と感じる人が過半数
・「気分を切り替えやすい/切り替えにくい」の回答により気分転換の行動に大きな差
“職場の居心地”についてオフィス勤務者に聞いた調査。「集中力が落ちた」(45.4%)、「仕事が思うように進まない」(36.4%)などの理由から、働く中で「気分の切り替えが必要」と感じる人は80.6%に達する。ただし、57.6%が「オフィスでは気分転換がしにくい」と感じているという。現在の職場で十分整備されているものの最多回答は「周囲の落ち着いた雰囲気」、最小が「植物や自然の要素を感じられる」だった。
⇒ 人の集中力が持続するのは“15~20分程度”だと言われています。仕事を邪魔する要因も多い現在のオフィスは「集中できること」「気分が切り替えられること」の両方を満たす環境が理想的と言えそうです。
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