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ZEFT G62BHの魅力をインタビュー

Ryzenよりもコスパが優秀!?Core Ultra 7 270K Plus&RTX 5070のミニタワーゲーミングPC、木材をあしらったデザインも秀逸

2026年05月29日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社セブンアールジャパン

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――あらためて、コンパクトなBTO PCのメリットはなんでしょうか?

中嶋氏:僕は自宅でこのZEFT G62BHと同程度のサイズのPCを使っているのですが、棚の上に置いています。サイズが大きいと家族の目が気になりますし、やはり設置面積が小さく済む点に魅力を感じる人は多いのではないでしょうか。

真重氏:自作PCの場合は、コンパクトなPCケースだと組みづらいことが多いですよね。しかし、BTO PCであれば我々のようなショップに任せてしまえるので、BTOのコンパクトPCという点ではそこは大きな強みかなと思っております。

――A3-mATX-WD Blackの組み立てやすさはいかがですか?

中嶋氏:組み立てスタッフに聞いてきたところ、マザーボードベースの裏側とサイドパネルの間にほとんど隙間がありません。ですので、マザーボードの裏側に配線することが難しく、組み立てやすさの点でいえば、上級者向けのモデルとのことです。

ZEFT G62BH

サイドパネルを取り外して内部を確認してみると、コンパクトなサイズゆえに内部はかなり詰まっている印象だ

ZEFT G62BH

右側面から見た内部の様子。たしかにマザーボードベースの裏側に配線を通す余地はなさそうだ

――実際にZEFT G62BHを動かしてみていかがでしたか?

中條氏:発売前のCPU検証段階の話にはなるのですが、新機能である「インテル 200S ブースト」の有効/無効の2パターンでテストを行いました。すると、「モンスターハンターワイルズ」などでは有効にするとフレームレートが10fpsほど伸びました。

――インテル 200S ブーストは保証が効くオーバークロック機能ですもんね。

中條氏:はい。非常に魅力的な機能だと思います。ただ、インテル 200S ブーストは、インテルZ890チップセット搭載マザーボードが必要となるので、ZEFT G62BHの標準構成では利用できません。ですので、この機能を試したいお客様は、BTOメニューからマザーボードをインテルZ890チップセット搭載モデルに変更するとともに、PCケースもATXサイズに対応したものに変更する必要があります。

ZEFT G62BH

標準構成のマザーボードはASRockの「B860M Pro RS WiFi」で、チップセットはインテルB860。2.5GbEの有線LANとWi-Fi 6E対応の無線LANを備える

――温度に関してはいかがですか?

中條氏:「CINEBENCH 2026」などのテストも行ったのですが、ZEFT G62BHはその間のCPU温度が最大88度、平均79度でした。90度を超えることがなく、平均が80度を下回った点を見ても、CPUは十分に冷却できていると思います。ラジエーターが240mmサイズの簡易水冷クーラーでも、この温度で収まっている点は正直驚いていますが、さらにCPUを冷却したいお客様もいらっしゃると思うので、そういった方はBTOメニューで360mmサイズのラジエーター搭載クーラーに変更していただければと思います。

――BTOメニューでは空冷クーラーも選べるのでしょうか?

中條氏:弊社で取り扱っているさまざまなCPUクーラーをテストしたのですが、ほとんどの空冷クーラーではサーマルスロットリングが発生してしまい、性能を安定して発揮できませんでした。弊社取り扱いの空冷クーラーではNoctua(ノクチュア)の「NH-U12A」と、SCYTHE(サイズ)の「MUGEN6 BLACK EDITION」はスロットリングが発生しなかったため、BTOメニューにご用意いたしました。

ZEFT G62BH

CPUクーラーのBTOメニューでは、空冷モデルのMUGEN6 BLACK EDITIONも選べる

――御社において簡易水冷クーラーと空冷クーラーはどちらが人気あるのですか?

中嶋氏:以前は簡易水冷クーラーが圧倒的に人気を集めていたのですが、現在は半々といったところですね。これは、価格を抑えたモデルも含んだ数字ですので、そういったモデルはCPUの発熱が少なく空冷クーラーを利用することで価格を抑えることができるというのも理由の1つではあります。ちなみに、簡易水冷クーラーは弊社ではラジエーターのサイズが360mmと240mmのモデルしかないのですが、360mmを選ぶお客様が多いです。

――メモリーはCrucial製なんですね?

中嶋氏:はい、弊社では当分の在庫はありますので、現在でも欠品することなくお客様に提供できています。もちろん、近い将来、その在庫が尽きる可能性は否めませんが、少なくともZEFT G62BHに関しては、安定してお客様に提供できる状況ですので、ご安心いただければと思います。

ZEFT G62BH

中嶋氏によるとCrucial製のメモリーはまだ在庫があるので安心してほしいとのこと

――現在、御社で取り扱っているDDR5メモリーはDDR5-5600だけですか?

中嶋氏:はい。Core Ultra 7 270K Plusの特徴の1つに、DDR5-7200に対応したことが挙げられます。ですので、より高速なモジュールを取り扱ってみたいところではあるのですが、価格や供給状況を考えると、少し手が出せないなというのが正直なところです。また、お客様からの問い合わせは容量に関するものはあるのですが、速度に関してはほとんどないのが実情です。もし、メモリーモジュールの速度に関するご要望がありましたら、購入時にご相談いただければと思います。

――メモリーモジュールが32GB×1という構成ですが、16GB×2にも変更できるのですか?

中嶋氏:BTOメニューでご用意していますが、5000円ほど価格が上がってしまう点はご理解いただきたいです。もし、デュアルチャンネルアクセスを重視し、メモリーモジュールを2枚構成にしたいとお考えであれば、32GBをもう1枚追加したほうが容量単価的にはお得です。もちろん、お客様ご自身があとからもう1枚追加するといったことも可能ですが、メーカーやモジュールのモデルが最初から揃っているほうが、安定動作やパフォーマンス面で得られるメリットが多いです。

真重氏:私はむしろ16GB×1という構成でコストを抑えてもいいと考えています。個人的には買い時のタイミングを見計らってPCパーツを購入していますが、メモリーの価格は以前と比べてかなり高騰しています。ですが、将来的に落ち着くもしれません。そのときにメモリーを増設すればいいのではという考えです。現在の価格ですと、ゲームをするという目的だけで考えれば、メモリーにコストを割くなら、GPUを1クラス上のものにしたほうが幸せになるのではと思います。もちろん、ゲーム以外も、となれば32GB以上あったほうがいいですが。

ZEFT G62BH

真重氏によると、高価なメモリーにコストを割くよりもほかに回したほうがよい場合があるという

――GPUはGeForce RTX 5070を選択した理由はなんですか?

中嶋氏:コストパフォーマンスを考慮した結果ですね。RTX 5070のビデオメモリー容量は12GBで、下位のRTX 5060 Tiには16GBモデルもあります。ですが、両者の価格差はあまりありません。また、上位モデルのRTX 5070 Tiにすると価格がかなり上がってしまうので、価格と性能のバランスをとった次第です。ZEFT G62BHのBTOメニューを見ていただけるとわかるのですが、GPUをRTX 5060 Tiの16GBモデルにしても価格は4000円も下がらないのに対して、RTX 5070 Tiにすると価格は7万円も上昇してしまいます。

――ZEFT G62BHはどういった人にオススメしたいと考えていますか?

中嶋氏:たとえば、大学に入ってゲームをしたり、プログラミングをはじめたりと、さまざまな用途で使いたいと考えたときに、コア数が多いCPUを搭載したZEFT G62BHはオススメできると自負しています。動画編集などでも強みを発揮するので、YouTubeなどでこれから動画投稿を考えてる方にも魅力あるPCではないでしょうか。

真重氏:やはり、Core Ultra 7 270K Plusのコア数を活かす形になると思います。最近はPCでなにか1つのことだけをするといった使い方は稀で、ゲームをしながら配信したりといった「ながら作業」は当たり前になってきています。そんなシーンで、ZEFT G62BHは真価を発揮してくれることでしょう。

――本日はありがとうございました。

 コア数の多いCore Ultra 7 270K Plusはかなり魅力的な選択肢だ。ゲーム+配信などのマルチタスクはもちろん、動画のソフトウェアエンコードなどの純粋にパワーが必要な作業でも活躍してくれるだろう。また、なにより上位セグメントに位置するCore Ultra 9 285Kとほとんど同じ性能で、圧倒的に安価な点は大きな魅力だ。ZEFT G62BHのPCとしてのコスパもそこに支えられている。

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