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アスキーのちょこっとニュース 第21回

過度な「AI推し」は「実体が伴っていない」と言われ始めているようだ、パートナー企業から不満の声

2026年04月16日 18時00分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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■日経BPが「パートナー満足度調査2026」を実施

プレスリリースより

 日経BPは、総合情報誌「日経コンピュータ」が実施した「パートナー満足度調査2026」の結果を発表した。

 本調査は、システムインテグレーターや販売代理店などのパートナー企業を対象に、ITベンダーの製品やサービスについて「製品」「価格競争力」「収益性」「技術支援/情報提供」「納期対応」の5つの観点から評価したもの。サーバーやクラウド、業務ソフトなど9部門を対象に実施されている。

 調査結果からは、近年の物価高や円安の影響を受け、IT製品・サービスの価格が上昇する中で、パートナー企業が「価格競争力」を重視する傾向が定着していることが確認された。例えば、クラウド情報系サービスでは、価格重視の割合が2023年の52.4%から2026年には65.3%まで上昇しており、重要な判断基準として定着している。

 一方で、AI商材に対する評価では、自由記述を中心に課題も見えた。「AIの訴求ばかりが目立つ」「何ができるのか具体的な説明が不足している」といった声に加え、「顧客の期待値と実際の商材のギャップ」「AI人材不足による技術支援の不十分さ」など、現場での運用面における課題も指摘されている。

 これらの結果から、AI技術そのものへの期待は高まりつつも、実際のビジネス現場では導入・提案・運用の各段階で課題が残っており、過度な期待先行に対する現実的な見方が広がっていることがうかがえる。

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