ブリヂストンから「アレンザLX200」と「フィネッサHB01」の新世代タイヤが登場!

文●鈴木ケンイチ 編集●ASCII

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快適さと安心感を増した走りを実感!

 ブリヂストンから、次世代の主力商品となる2つの新製品が、2月から発売されました。その発売にあわせて実施されたメディア向け試乗会に参加したので、どのようなタイヤなのか? そして、実際に乗ってみてどうだったのかをレポートします。

「ENLITEN(エンライトン)」採用で性能を大幅アップ

 ブリヂストンが2月に発売した2つの新世代商品は、SUV向けプレミアムタイヤ「ALENZA(アレンザ) LX200」と、乗用車用タイヤ「FINESSA(フィネッサ) HB01」です。「アレンザ LX200」は従来製品「LX100」の後継モデルで、「フィネッサ HB01」はブリヂストンのエントリー商品群の次世代を担う製品という位置づけです。

 どちらの製品も、ブリヂストンの新世代の商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を採用することで、従来よりも大きく性能を向上させていることが特徴です。

 なお、価格ですがアレンザ LX200が1本2万6510円~7万3370円、フィネッサ HB01は1本1万5180円~6万2590円で、サイズによって価格は変動します。いずれもブリヂストンのオンラインストア価格で、取り付け工賃込みです。

ハンドリング性能とコンフォート性能の両方を高めた
「アレンザ LX200」

 「アレンザ LX200」と先代の「LX100」は、ブリヂストンの「アレンザ」シリーズの中でも、特にコンフォート性能(快適性)を重視した製品となります。プレミアムSUV向けの中でも、快適性や静粛性に特にこだわった製品です。

 「LX100」から「LX200」への進化によって、乗り心地、静粛性、ハンドリング性能、ウェット性能、低燃費性能のすべてが向上しているから驚きます。具体的には、乗り心地として、突起乗り越え時の衝撃が22%低減。静粛性は、荒れた路面の騒音エネルギーが16%低減。ウェットブレーキ性能は15%短縮。転がり抵抗で18%低減となっています。

 実際に、旧型(LX100)と新型(LX200)で、どれくらいの差があるのかを、パイロンを使ったスラロームと、路面に障害物を置いた突起乗り越えで試しました。走り出して最初の平滑な路面では、その差はほとんど感じられません。ところがスラロームに入ると、新型(LX200)のダイレクトさを感じることができました。より素直にクルマが曲がってゆくのです。

 続いて行なった突起の乗り越えは、より明らかな差がありました。ショックが小さく、そして収まりも速かったのです。これには驚きました。タイヤの剛性感が高いのに、乗り心地まで良いのです(普通は剛性感と乗り心地はトレードオフ)。それでいて、ウェット性能も低燃費性能まで上がっているというのであれば、言うことナシです。新技術採用により、大幅な性能向上を実感できたのです。

静粛性の高さとハンドリングの良さを実感できた
「フィネッサ HB01」

 続いて試乗したのが新世代のエントリータイヤとなる「フィネッサ HB01」です。まったく新しい製品で、ワンランク上の心地よさ(FINE)と安心・安全(SAFETY)を提供することが狙いで、そこに製品名の由来があると説明されました。

 性能は低燃費タイヤ「エコピア」よりも、低燃費性能がわずかに上で、静粛性とウェット性能が大幅に向上しているとか。スタンダードタイヤの「NEWNO(ニューノ)」と比べれば、乗り心地以外の、静粛性、ハンドリング性能、ウェット性能、低燃費性能、耐摩耗性、軽量、資源循環性のすべてで大きく進化しているそうです。

 特にうれしいのがウェット性能の向上でしょう。濡れた路面での「フィネッサ HB01」のブレーキの制動距離は、「エコピア」よりも15%短縮されているとか。ラベリング制度で「フィネッサ HB01」のウェット性能は「a」もしくは「b」。「b」ばかりの従来品よりも「a」が混じっている分、高性能です。静粛性でも、「エコピア」より6%、「ニューノ」より13%も低減。静かで安心なタイヤといえるでしょう。

 試乗はハイブリッドの「プリウス」で、「フィネッサ HB01」と「ニューノ」を街中で走り比べです。すぐにわかったのはハンドルの手応えです。「フィネッサ HB01」は、よりしっかりとした手応えがあり、グリップ性能が高まっていることが実感できます。

 さらに明確だったのが静粛性の違いです。荒れた路面を走ると、「NEWNO(ニューノ)」は騒音でエンジン音が聞こえなくなります。一方、「フィネッサ HB01」は同じ場所でもしっかりとエンジン音が耳に届きました。それだけタイヤの発するノイズの大きさが異なっていたというわけです。「フィネッサHB01」の静粛性の良さは本物でしょう。

【まとめ】新技術採用で着実に性能を高めてゆく

 プレミアム向けの「アレンザ LX200」と、エントリーを意識した「フィネッサ HB01」。どちらも新技術「ENLITEN(エンライトン)」を活用することで、性能を大きく向上させていることがわかりました。

 個人的にうれしかったのは、エントリー向けである「フィネッサ HB01」がウェット性能という目立たないけれど、大切な安全性能を高めていることです。静粛性も高くなっていますから、近い将来のエントリーの主役となることが期待できます。お手頃価格で、安心と快適を求める方に、「フィネッサ HB01」という新しい選択肢が生まれたと言えるでしょう。

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