NTTドコモのネットワークに“変化”
あれから5年が経過した。
ahamoは2970円という金額を維持する一方、データ容量は20GBから30GBに拡大した。ahamoに追随するカタチでpovoやLINEMOもデータ量の見直しを行ってきた。ahamoが動くことで、MVNOも対抗プランを出さざるを得ない状況になった。
一方で、変化があったとすればNTTドコモのネットワーク品質だ。
NTTドコモは表だって「値下げしたらネットワーク品質が落ちた」とは口が裂けても言わないが、関係性があることは間違いないだろう。
本来、2020年に5Gサービスが開始されたこともあり、4Gから5Gへの移行を積極的に進めるべきであった。
ただ、5Gで使う周波数帯においては、衛星と通信する地上局との干渉もあり、なかなか設備投資できないという事情があった。KDDIやソフトバンクが5Gエリアの構築に苦戦するなか、NTTドコモは本来、衛星と干渉しない5G用周波数帯を持っていたため、他社よりも5Gネットワークを広げられるはずであった。
しかし、当時、経営陣には「ネットワーク品質はもはや競争軸ではない」という判断があったようで、値下げによる収益悪化を回避しようと設備投資をかなり絞ったと思われる。
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