「ドラクエ」生みの親・堀井雄二氏、リメイク版の心残りは「ゆうべはお楽しみでしたね」
スクウェア・エニックスは12月19日、HD-2D版「ドラゴンクエストI&II」の対談動画を公式YouTubeチャンネルにて公開。
「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井 雄二氏と、HD-2D版「ドラゴンクエストIII」「ドラゴンクエストI&II」プロデューサーの早坂 将昭氏による本作の裏話が明かされた。
動画では、リメイク版を「3」から開発した理由や、「3→1→2」という順にプレイすることの意義、なぜそうしようと戦略を立てたのかといった話をメインに展開。サマルトリア王子の名言「いや~さがしましたよ」に関する開発の“こだわり”や、プロデューサーも後から知ったアート班による“仕込み”など、貴重なお話が聞ける。
そのなかで、堀井氏はリメイク版「ドラゴンクエストI&II」に“心残り”があると言及。それは「ドラクエI」でローラ姫と同行中に宿屋に泊まると聞ける「ゆうべはお楽しみでしたね」という有名なセリフについてだ。
リメイク版では宿屋に泊まる機会が増えたことから、毎回同じセリフを言われるのが気になったという意見に対し「あぁ~そっか」と感じ、「もっとバリエーションを用意すればよかった」と思ったという。
都市伝説になりそうな話として、「100回目の宿泊でこんなこと言われた!」とかなったらおもしろいよねと話したり、早坂氏が冗談交じりに「今からアップデートで実装しましょうか!?」などと笑い合うなど、大きな盛り上がりを見せていたのが印象的だった。
記事執筆時点で13万回視聴されている本動画、「ドラクエ」ファンなら楽しめること間違いなしなので、ぜひこの機会に見てみてはいかがだろうか。
【ゲーム情報】
タイトル:ドラゴンクエストI&II
ジャンル:RPG
販売:スクウェア・エニックス
開発:アートディンク&SQEX浅野チーム
プラットフォーム:Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store on Windows)
発売日:発売中(2025年10月30日) ※Steam版は10月31日
価格:7678円(パッケージ版/ダウンロード版)
CERO:B(12歳以上対象)
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