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6万円のライカ!撮ったらすぐにプリントできるインスタントカメラ「ライカ ゾフォート2」
2025年08月25日 17時00分更新
ライカ ゾフォート2は、ライカブランドが持つ伝統と同社が考える写真の楽しみ方を体現した一台です。ここでは、この製品を購入する際のメリットや注意点を紹介します。
ライカ ゾフォート2を購入する3つのメリット
メリット1:ライカカメラ社が発売する、紛れもない「ライカ」であること
ライカは、「ライカI」誕生100周年を記念した特別限定モデルを発売しましたが、その中にも「ライカ ゾフォート2 “100 YEARS OF LEICA”」が、しっかりラインアップされています。すでにライカを所有している人たちをも惹きつけるものが、このゾフォート2にはある。ゾフォート2は、紛れもない「ライカ」なのです。
これには、「このカメラは同機能の製品をベースにしたライカバージョンではないか?」という指摘をする人がいるかもしれません。たしかに、レンズに「ライカ ズマール f2/2.4mm」を採用している以外の点では、そのとおりといってよいかもしれません。
しかし、ASCII.JPのカメラマンであるT氏はこう語ってくれました。「他のドイツのカメラメーカーの多くが消えていった中で、ライカだけは時代に順応することで、いまなお挑戦を続けていますよね」。このカメラは、ライカというブランドが写真の楽しみ方が多様化する現代へ示す、一つの答えなのかもしれません。だから、本物のライカファンも認めるものになっているのだと思います。
メリット2:アナログとデジタルの"いいとこ取り"をしたハイブリッド仕様
インスタントカメラの醍醐味は、なんといってもそのときの時間を切り取ってモノとしての写真にすることです。ゾフォート2では、「10種類のレンズエフェクト」と「10種類のフィルムエフェクト」を組み合わせたユニークな写真表現ができます。これが、あとから画像加工するのではなくカメラ本体の機能として提供されています。
そうしたアナログ的な楽しさに加えて、ゾフォート2は、デジタルの利便性も兼ね備えています。撮影した画像は本体やmicroSDカードに保存されるため、SNSなどにアップロードすることもできます。さらには、気に入った写真だけを選んでプリントできるので、フィルムを無駄にすることもありません。アナログ写真の「一発勝負」の緊張感も楽しいですが、気軽に撮り直せる安心感があります。
メリット3:スマホプリンターにもなる多機能性と、豊富なアクセサリー
このカメラは、実はスマートフォンで撮影した写真をプリントする「スマホプリンター」としても使えます。専用アプリ「Leica FOTOS」を使えば、スマホ内の画像データをライカ ゾフォート2に転送し、チェキフィルムに印刷できるのです。そうやって写真を手渡せる。これは、ちょっと新しい体験ではないでしょうか?
さらに、壁に飾るとアートになる3種類の大きさがセットになった木製フォトフレームも、写真を知り尽くしたライカならではのアクセサリーです。持ち歩いて撮るための各種ストラップ、バッグなど、純正アクセサリーも充実しています。カメラ本体だけでなく、周辺アイテムまでこだわりたい、というユーザーの心をくすぐります。
購入時に注意したい2つの側面
カメラとしての性能は"それなり"と割り切るべし
ここまでライカ ゾフォート2の魅力を語ってきましたが、注意点もあります。まず、純粋な「デジタルカメラ」としての性能に過度な期待は禁物です。センサーサイズは1/5インチで、画素数も約490万画素。これは、スマートフォンのカメラ性能が飛躍的に向上した現代においては、正直なところ見劣りするスペックです。
あくまで「プリント出力に最適化されたカメラ」と捉えるのが正解でしょう。ライカらしい深みのある"絵"が撮れるかというと、そこは専門のカメラに軍配が上がります。これは、所有すること、撮影してそれを手渡すまでの時間を楽しむためのカメラなのです。
同機能の製品と比べると、やはり高価
もう一点は、やはり価格です。6万円台でライカが手に入るとはいえ、同じような機能を持つハイブリッドインスタントカメラは、もっと安価に手に入ります。ベースとなっているカメラの倍以上の価格設定であることは、承知しておくべきでしょう。
しかし、考えてみてください。少し良いホテルに泊まれば、一瞬で消えてしまう金額です。日々の生活に彩りを与え、コミュニケーションのきっかけを生み出し、そして何よりあなたの所有欲を満たしてくれる。よいホテルと同じように満足できる時間を与えてくれるものだと考えれば、この価格は決して高すぎるものではないのではないでしょうか?

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