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ASUS「MB169CK」

壁掛けしたい! スタンドの仕組みが最強な本体12mmの薄型ASUSポータブルディスプレー

2025年08月05日 17時00分更新

文● 松永/小林/ASCII 編集⚫︎ASCII

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 MB169CKはポータブルディスプレーの中では15.6型と大きめです。その一方で自立するスタンドが便利で、置き方や使い方のバリエーションが多彩です。パソコンの脇に置く使い方に加え、Mini HDMIポートを持つため、携帯ゲーム機などをつないで外出先でゲームを楽しむといった用途なども可能です。どんな特徴があるのか、これから紹介していきます。

端子はUSB-Cを2系統持つことに加えて、Mini HDMIも搭載

ASUS MB169CKを使うメリットとデメリット

ポイント(1)スタンドの自由度が革命的

 本製品最大の魅力は、取り外し可能で360度回転するキックスタンド。どんな角度でも自立でき、さらに背面にあるネジ穴を活用すれば、三脚や壁掛けフックなどにも装着可能。スタンドを外すと三脚穴(1/4インチ)が現れ、壁やアームマウントに固定することで、省スペースでディスプレーを展開できます。特に“壁掛けできるポータブルディスプレー”という柔軟性は他製品にはなかなか見られません。

ポイント(2)縦向きも横向きも使える

 もうひとつ便利なのが、縦横自在な使い方ができる点。横置きにすればサブディスプレーとしての活用はもちろん、縦置きにすれば表やWebの閲覧、SNSの表示に最適。ASUSの「DisplayWidget Center」と連携すれば、ディスプレーの回転検知や明るさ調整なども自動化され、セッティングの手間もかかりません。複数の用途を一本でカバーしたい人にこそピッタリの一台です。

ポイント(3)スマートで拡張性も高い

 本体はわずか12mmという薄さで、重量も非常に軽量。それでいてUSB-Cポートを2系統搭載しており、接続機器を選ばず使えるのが大きなメリットです。また、Mini-HDMI端子も備えているため、古めのゲーム機やカメラなどにも対応可能。モバイルディスプレーの中では、拡張性の高さが際立ちます。

購入時に注意したい2つの側面

端子は側面に装備

 端子は横置きした際の側面に装備されています。縦位置使用では上部にきます。スタンドの穴の空いた部分にケーブルを通すなどすると、邪魔にならずに使えますが、縦置き時や壁掛け時など設置する向きや場所がいろいろあることを考えると、両側面や長辺側にあるとなお良かったかもしれません。

 とはいえ、コンパクトで薄型の製品ながら、複数入力の切り替えができるなど、ディスプレーとしての機能は豊富な機種ともいえます。

重さは800g弱、ノートと一緒に持ち運ぶ際の荷物はチェックしておこう

 本体の重量は780g程度。単体で持ち運ぶ分にはそれほど負担にはなりませんが、外出先で作業したり、プレゼンしたりとなると、パソコンの本体などほかにも必要となるものが増えてきます。常時持ち運ぶ際には少し負担になるかもしれません。

 逆に、オフィスや家庭などで、必要な時に必要な場所で使う分には快適です。デスクや共有スペースにおいて動かす用途などに適した製品と言えるかもしれません。

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