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あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第66回

レコードプレーヤー「サウンドバーガー」

使うかどうかはわからないが「欲しい」 2万円で買えるオーディオテクニカの“挟む”レコードプレーヤー

2025年07月18日 17時00分更新

文● 松永/ASCII 編集● ASCII

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 サウンドバーガーはそのギミックの面白さはもちろんですが、利便性の高さ、手の届きやすい価格もポイントです。レコード再生は多くの人にとってハードルが高い趣味となりました。その理由は高価で重量感のあるプレーヤーに手が出しにくいためでもあります。サウンドバーガーはそんなレコード再生のイメージを一新し、デザイン、機能、価格——すべてが“楽しむため”にちょうどいいものに仕上がっています。

 バッテリー駆動なのでどこでも持ち運べますし、Bluetooth伝送にも対応していて、ワイヤレスヘッドホンやスピーカーを気軽に組み合わせられるのも特徴になっています。スマホでサブスクを聴く現代だからこそ、物理的なパッケージを扱う手間を楽しみたい。そんなニーズにピッタリな体験を提供してくれるのが、サウンドバーガーと言えるでしょう。

サウンドバーガーを使う3つのメリット

ポイント(1)“挟んで聴く”ギミックが新しい!

 スリムな本体にレコードを“挟んで再生する”という仕組みがユニークです。デザインや仕上げには昔のラジカセのようなノスタルジックな雰囲気がありつつ、最新のガジェットのような存在感もあります。パッと見た瞬間に「なにこれ?」と思わせる独特の形状は、所有するだけで楽しくなります。アナログレコードを持ち歩いて聴く、という体験自体が新鮮で、ちょっとしたイベントや集まりでも注目の的になりそうです。

ポイント(2)Bluetooth対応で気軽に楽しめる

 復刻モデルながら、USB充電式でバッテリー内蔵。どこでも持ち出して再生できるのが嬉しい仕様です。「レコードは興味あるけど、スピーカーやアンプまで揃えるのはハードルが高い……」と感じていた人でも、気軽に導入しやすいのが魅力です。

 さらにBluetooth接続にも対応しているため、ワイヤレススピーカーやBluetooth対応のワイヤレスヘッドホンやスピーカーと組み合わせて使用できます。場所を取らず、配線いらずで、気軽にアナログレコードの音源を楽しめる環境を整えられます。

ポイント(3)価格と導入しやすさのバランスが◎

 約2万円という価格は、レコードプレーヤーとしてはかなりリーズナブルな部類です。初めての1台としても手が届きやすく、気軽にアナログの世界を体験できる点は大きな魅力です。見た目の面白さや話題性が先行しがちですが、レコードを聞くために使うガジェットとしての実力も十分です。価格以上の価値を感じられる製品といえるでしょう。

購入時に注意したい2つの側面

扱いには少し慣れが必要

 サウンドバーガーの構造は一般的なレコードプレーヤーとは異なるため、取り扱いには少々コツが必要です。針の位置合わせやアダプター、針カバーの取り扱いには注意が必要で、レコードを傷つけないよう慣れるまでは慎重な操作が求められます。また、付属品をなくしてしまうと再生に支障をきたす可能性があるため、持ち運びの際はしっかりと管理しておきたいところです。ガジェットとしての楽しさと引き換えに、扱いの繊細さも受け入れる必要があります。

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