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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第331回

ロボット開発者を魅了する日本のおもちゃ/CRISPR特許訴訟で新展開

2025年05月19日 10時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

世界の工学者を魅了し続ける 80年代の日本のおもちゃ

1980年代、日本の玩具メーカーであるトミー(現タカラトミー)は、機械仕掛けのロボットアームの玩具「アームトロン」を発売した。多くの子どもたちの好奇心を刺激した玩具は、今でも世界中の工学者たちを魅了し続けている。

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CRISPR特許訴訟で新展開、米国で再審理へ

遺伝子編集ツール「CRISPR(クリスパー)」の特許権を巡り、米国連邦巡回控訴裁判所は5月12日、ノーベル賞受賞者の2人に有利な判断を下した。10年以上に及ぶ特許紛争が新たな局面を迎え、数億ドル規模の権利の行方が再び注目される。

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再エネ依存が原因? スペイン大停電で何が起きていたのか

4月28日にスペイン全域で起こった大規模停電の原因の一つとして、太陽光や風力など再生可能エネルギーによる発電が影響している可能性がある。当日、いったい何が起こったのか。現時点で分かっていることを説明しよう。

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複数話者の声と位置も識別、多言語通訳のAIヘッドフォン技術

4月末に横浜の国際会議で発表されたAIヘッドホン技術は、3つの言語から英語に翻訳された音声を、話者の方向から話者に似せた声で伝えることで、音声翻訳の最大の課題の1つである、多くの人が同時に話すという問題に対処している。

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脳でタイプ、AIが代筆 ニューラリンクが ALS患者に開いた道

ニューラリンクの脳インプラントを埋め込んだALS患者が、考えるだけでテキストをSNSに入力できるようになった。生成AIの力も借りて、コミュニケーションのスピードアップを実現している。

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AIの実力、どう測る? 時代遅れのベンチマーク、 信頼できる評価方法とは

シリコンバレーのAI企業が熱狂するベンチマークテスト。だが、その評価方法には深刻な欠陥があることが明らかになってきた。高得点を競う企業は「テスト対策」に走り、本来測るべき能力が正確に評価されていない現状が「評価の危機」を引き起こしている。

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郭 媛元:「毛髪並み」極細ファイバーで脳科学研究を変える

東北大学学際科学フロンティア研究所の郭 媛元准教授は、独自に開発した多機能ファイバーを用いて脳と体がどのように作用し、機能しているのか、そのメカニズムを解明しようとしている。

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「飲んでません」無罪に、「微生物のせい」はどこまで通用する?

酒気帯び運転の疑いをかけられていたある男性の体内では、微生物が勝手にアルコールを製造していた。微生物が私たちの行動にどう影響するかをより深く理解することで、法的手続きや犯罪防止につなげる研究が進んでいる。

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本当に長期的に重要となるものは何か? これは毎年、「世界を変える10大技術」のリストを作成する際にMITテクノロジーレビューが取り組む問いである。24回目となる今年のリストでは、消費者向けのテクノロジーから大規模な産業プロジェクト、医学の進展、気候問題のソリューションなど、幅広い分野におけるイノベーション取り上げた。未来を完全に見通すことはできないが、これらが今後何十年にもわたって世界に大きな影響を与えると私たちは予測している。

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