サンワサプライは4月14日、PD給電や有線LAN、HDMI端子などを備えたUSB-Cドッキングステーション「USB-DKM10BK」を発売した。価格は8800円。
USB-DKM10BKは、内蔵のUSB-Cケーブルを使用して、各種デバイスと接続できるドッキングステーションだ。
前面にはUSB 5Gbps(3.2 Gen1)に対応したUSB-Aポート2つと、最大1000BASE-T対応の有線LANポート、最大4K/60Hz対応のHDMIポートを1つずつ装備。
背面には、USB PDとUSB 5Gbps(3.2 Gen1/映像非対応)のデータ通信が可能なUSB-Cポート1つと、ホスト側の機器(PC等)に接続するためのUSB-Cケーブルが用意されている。
電源はバスパワー駆動とUSB PDの両方に対応。PD利用時は充電器からドッキングステーションへの入力は最大100W、ドッキングステーションからホスト側デバイスへの出力は最大88Wに対応しているので、ノートPCを充電しながらUSBメモリーや外部ディスプレーを使用することも可能だ。
さらに本体裏面には面ファスナーを装備。内蔵のUSB-Cケーブルも50cmと長いので、デスクの側面に固定して、机上スペースをすっきりさせることもできる。持ち運びだけでなく、オフィスや自宅での据え置き運用にも配慮されているのは、嬉しいポイントだ。
注意点は以下のとおり。
■HDMI出力
・ホスト側の機器(PC等)のUSB-Cポートが、DisplayPort Alt Mode(DP1.4以上)に対応している必要あり
■有線LAN接続
・1000BASE-T利用時は、ホスト側の機器(PC等)のUSB-CポートがUSB 5Gbps(USB3.2 Gen1)以上に対応している必要あり
・接続する機器によっては、Wi-Fiをオフにする必要あり
USB 10Gbps(USB3.2 Gen2)非対応なので、USB経由で大きなデータをやり取りすることが少ないユーザーにお勧めだ。
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