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みやさとけいすけの工具探検隊 第71回

丸いネジもがっちりキャッチして飛ばさない

何でもつかめるピンセット「はじピン」がマジで凄かった

2025年01月20日 17時00分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

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 工作に使うピンセットは1つではなく、複数用意しておくと便利。例えば、小さい部品を扱う場合は精密作業に向いた先の細いピンセットがいいですし、部品を保持し続けるなら、逆作用ピンセットが楽です。また、単芯線や抵抗の足などを曲げるなら、先端まで丈夫な作りのものが向いています。

 個人的に最も重視してるのが、ピンセットの厚み。厚いと剛性が高くなり、たわむことなくしっかり保持できます。その半面、力が伝わりやすいため、つかむ対象が柔らかい場合や脆い場合、壊したり傷つけたりしてしまう危険もあります。こういった場合は、適度にしなって柔らかく保持してくれる、肉薄のピンセットを使うといいでしょう。

 といっても、自分の用途だとしっかり保持できることの方が重要なので、厚みがあるものばかり選んでいますけどね。

普段、使う頻度が高い筆者のピンセット達

●掴んで飛ばしてしまった部品は数知れず……

 どのピンセットにも言えることですが、最も恐れているのが、つかんだ対象をはじいて飛ばしてしまうことです。チップ部品、懐中時計のネジ、細かいパーツ、ルースなど、過去に飛ばして失くしたものは数知れません。

 そんなやってしまいがちな人の強い味方となってくれるのが、アネックスツールのはじかないピンセットこと、「はじピン」(211-H/価格3600円)です。

ラバーグリップ付ステンレスピンセット「はじピン」

 この「はじ(かない)ピン(セット)」で、イロイロなものをつかんでみました。

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