だいたい東京駅→高尾山くらいの距離感です
速えぇぇ! 45kmの距離を10分で行く日本最速・最短ジェット機路線に乗ってみた
2025年01月15日 07時30分更新
出発時刻は15時36分で滑走路はRWY16から南方向への離陸。そのまま一路中部国際空港へ。離陸時には主催側から安全に支障のない範囲内で「ロケットスタート」をお願いしていたとのことで、基本的には滑走路が短い空港などで体験できる迫力の離陸が味わえました。
●トップスピードで離陸
離陸時刻は15時44分。名古屋中心部の上空を通り、知多半島の西岸をなぞるように南下。中部国際空港を左手に見ながら旋回して、中部国際空港の滑走路RWY36へと着陸するという、日本最短ジェット機路線ルートです。
着陸時刻は15時54分。巡航高度は3500フィート(約1067m)とジェット機としては超低空飛行かつ、たった10分の超短時間フライトでした。風向きの関係で中部国際空港では南側からアクセスするRWY36でしたが、もし風向きが良ければ北側からのアプローチが可能だったため、10分を切っていたかも。
実際のフライトの様子は、ほぼノーカットの動画をアップしていますので、そちらも是非ご覧ください。
中部国際空港では、ターミナルから離れた駐機場に飛行機を駐機する”沖止め”で、107番スポットに到着。ターミナルに向かうバスを待つため、降機後に記念撮影をする時間もあったのは、イベントフライトならではのうれしいポイントです。
というわけで、日本最短ジェット機路線となる、県営名古屋空港発〜中部国際空港着 FDA5615便(FDA)の搭乗は終了。定期便として考えると現実的ではない路線にはなりますが、こういったイベントの運航を見つけたら、記念に乗ってみるのもいいかもしれません。普段とは違ったフライト体験だったので、めちゃくちゃ楽しかったです!
訂正とお詫び:初出時、一部内容に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2025年1月15日13時45分)
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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