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価格を抑えたPCIe Gen5対応マザー!「B850 PRO RS WiFi」で組む最強ゲーミングPC

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: ASRock

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CPUフルロードや重量級ゲームプレイも不安なし

 続いて、ストレステストや重量級ゲームタイトルをプレイして、「B850 PRO RS WiFi」で組み上げた最強ゲーミングPCのパフォーマンスと、その動作の安定性を確認してみた。

 まずはCPUがフルロードされるレンダリングベンチマーク「Cinebench 2024」(30 minutes)を実行すると、当然だがエラーなどなく完走。ベンチマークの結果(10 minutes)も、Ryzen 7 9800X3Dのファーストレビューと、ほぼ同じスコアを記録している。

 「B850 PRO RS WiFi」は、ファーストレビューで使用したAMD X870Eチップセット採用のハイエンドマザーボードと同じように、Ryzen 7 9800X3Dの性能を引き出せていると言える。

「Cinebench 2024」(10 minutes)の結果

比較データの多い「Cinebench R23」(10 minutes)も実行。こちらのスコアも文句なしで、Ryzen 7 9800X3Dの性能を引き出せている

GeForce RTX 4090のパフォーマンスも問題なし

 せっかくGeForce RTX 4090ビデオカードを用意したので、最新の重量級ゲームタイトルとなる「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」と、「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」をプレイしてみた。

 60fpsを維持できれば快適にプレイと言える「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」だが、7段階ある画質プリセットの上から3つの設定で、フルレイトレーシングを最高品質で効かせると、GeForce RTX 4090でも4K解像度で60fpsを下回ってしまうほどだ。

 そんな「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」と、シーンによってはなかなか重たくなる「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」を、それぞれ2時間近くプレイしたが、ともに安定してゲームを楽しめた。

「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」も重たいタイトルだ。4K、最高画質だと、シーンによって、RTX 4090でも60fpsがギリギリになる

 さらに、両ゲームタイトルのフレームレートを計測。以前、X870Eマザーボード+GeForce RTX 4090で計測した結果と比べてみた。グラフィック設定は「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」が、「全体的なグラフィック品質」を最高となる”究極”から2段下げた”ウルトラ”。「パストレーシング(フルRT)」を”中”、「DLSSフレーム生成」を”オン”に設定した。

 「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は「全体的な品質」で最高画質になる”最高”を選び、「DLSSフレーム生成」を”ON”にしている。解像度は4Kを選択している。

 「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」は、冒頭のジャングル。「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は、拠点の「ザリシア」を一定ルート歩いた際のフレームレートを「CapFrameX」で記録している。フレームレートは「Average(avg)」と「1% Low Average(1% min)」をまとめている。

単位:fps (better→)

単位:fps (better→)

 1% minは若干X870Eマザーボード環境での結果が伸びているが、平均(avg)はほぼ同じとなっている。プレイ感としても、違いを感じるようなことはなかった。「B850 PRO RS WiFi」と、現在店頭に並んでいるビデオカードを組み合わせたゲーミングPC自作に、不安要素はないだろう。

コンセプト通りの魅力を備えた「B850 PRO RS WiFi」

「B850 PRO RS WiFi」の発売日は1月10日、想定売価は4万980円前後となる

 AMD B850チップセットで、Gen5をサポートしているASRock「B850 PRO RS WiFi」は、”最新機能をお手頃に”という「PRO」シリーズのコンセプト通りの1枚だ。「Phantom Gaming」や、「Steel Legend」と比べると、コストダウンが図られているが、CPUやビデオカードがフルロードされる高負荷動作中に、動作や安定性に不安を感じることは、一切なかった。

 PCIe Gen5インターフェースに対応するビデオカード用PCI Express x16スロットとNVMe M.2拡張スロットに、最大で3基のNVMe SSDを増設できる拡張スロット、リアインターフェースに搭載されている豊富なUSBポート。そして6GHz帯をサポートするWi-Fi 6Eを備えている「B850 PRO RS WiFi」は、コストを抑えながら、長く使い続けられるマザーボードとして推せる1枚だ。

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