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石川温のPCスマホニュース解説 第221回

子どものスマホ料金プラン オススメは【専門家が解説】

2024年12月24日 07時00分更新

文● 石川温

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 進級、卒業、入学などのタイミングで子供にスマホを持たせたい。しかし、何を選んだらいいか、さっぱり分からない。そんな悩める親御さんは多いのではないか。

 新生活に合わせてスマホデビューする子供が多いことから、スマホ業界では「春商戦」と呼ばれ、1年で最も盛況な時期に突入する。すでに各キャリアからは18歳以下をターゲットにしたキャンペーンプランが続々と発表されている。

 では、実際にスマホデビューする子供にはどの事業者やプランを選べば良いのか。実際に小学生の息子を持ち、自分事として真剣に悩んで検討した「2025年春商戦、賢いスマホデビューの仕方」を紹介したい。

小学生スマホデビューは「MVNOで小容量から」

 小学生にスマホを持たせるといっても、基本的にはLINEによる家族や友達のメッセージ送受信、YouTubeやゲームと言ったところが中心だろう。

 小学校にいる昼間、スマホは当然使えない。移動はもっぱら徒歩や自転車が中心だ。

 YouTubeやゲームは、自宅にいる際に見たり遊んだりすることを考えると、自宅のWi-Fiにつなぐのがベストだろう。

 初めてのスマホということで、実際にどれだけデータ容量を消費するかは未知数ではあるが、基本的には外出時におけるデータ消費はかなり少なめになるはずだ。

 そんな小学生のスマホデビューにオススメなのが、MVNOの小容量プランだ。

小容量MVNOのオススメは「日本通信」「IIJmio」

 例えば、日本通信の「シンプル290プラン」は1GB290円で契約可能だ。まずは1GBから始めて、足りなくなれば追加データ料として1GBから初めて220円を支払えばいい。

 MVNO最大手のIIJmioであれば、最大6ヵ月間のキャンペーンとなるが、5GBのプランに5GBが増量されて10GBで990円というプランも存在する。

 まずはMVNOで小容量のプランを契約し、数ヵ月間、実際使ってみて、どれくらいの容量が必要かを判断し、同じMVNOでさらに容量の多いプランに切り替えていくというのがいいだろう。

MVNOは「平日昼時間の通信速度が遅い」という弱点があるが、小中学生であれば、昼間は学校なので、さほど気にならないはずだ。

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