2024年11月末より開催していたAmazonブラックフライデーセール。そこで筆者はPlayStation 5の「DualSense ワイヤレスコントローラー」の2台目を購入した。
なぜなら安かったからだ。純正コントローラーが21%オフで、カラーリングも10種類から選べる。定価が約1万2000円することを考えれば、1万円切り(9481円)で買えるのはお得感が強い。筆者は――誘惑に負けた。
筆者のPS5は2020年モデルなので、すでに丸4年間が経過している。ここでは新旧コントローラーに何か変化があったのか比較してみたのと、せっかくなので2つ持ちのメリットも軽く紹介しよう。
まずは重量検査だ。両方を手に持った感じ「んー、何となく軽くなった?」という印象だったので、実際に計量したところ約7g軽量化されていたことが判明。
この数グラムが、長時間プレイした際の手の疲労に決定的な差を生む――かどうかは定かではないが、軽いのは良いことだ。GOODである。
ボタンの押し心地についても違いがあった。古い方は移動キーや○×△□ボタンなどを押しても静かだったが、新しい方はカコカコとボタンの音がハッキリ聞こえる。押したボタンが戻るレスポンスも強い気がした。ただこれが元々の設計の違いなのか、古い方の経年劣化によるボタンの沈み込みなのかは判断がつかない。
デザインについてはカラーリング以外の違いは無し。強いて言うなら目視した際にボタンの判別がつきやすくなった(色合い的に)。
基本は本体同梱モデルと大差なしという結論で良さそうだ。4年の歳月を経て、内部の部品で約7gぶんの軽量化が果たされていたことは小さな進化といっていいかもしれない。
なお、売りである「アダプティブトリガー」「ハプティックフィードバック」の機能の感覚も、肌感覚としてはとくに変わりなかった(SIEの「アストロボット」で確認)。
ここからはコントローラー2つ持ちのメリットを紹介しよう。PS5には2人でプレイできるゲームもたくさんあり(※)、家族や友人と一緒に遊ぶには2つ目のコントローラーが必要だ。
※そちらのタイトル紹介は別の記事でまとめる予定
また、今のところ目立った故障はないが、コントローラーは消耗品。いつスティックのドリフト現象(※)が起こるかわかったものではないので、できればスペアコントローラーは持っておきたいところ。
※スティックが勝手に入力状態になり、カーソルやキャラの移動に支障が出る現象のこと
そして今どきPCでゲームを遊ぶのも当たり前の時代になってきた。Steamなどでゲームを遊ぶ場合、有線またはBluetoothで繋げればDualSenseもPCで使用できる(※)。1台はPS5用、2台目はPC用として使うのも全然アリだ。
※パッド対応可否はタイトルによります
ただし、PS5からの給電だと1本のケーブルで2台の充電をやり繰りするのが面倒なので、筆者はNEWDERYというメーカーの2台用充電スタンドを購入。置くだけで充電でき、ケーブルを抜き差しする手間が省けるのが気に入った。
Amazonブラックフライデーでついつい衝動買いしてしまった形だが、後悔はしていない。もしコントローラー2台目の購入を検討している人がいれば、本記事がなにかの参考になれば幸いだ。
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