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環境保護のために、俺たちに何ができる? 「TOKYO GX ACTION BEGINNING~知るから始まる脱炭素~」レポート

第一弾「TOKYO GX ACTION BEGINNING〜知るから始まる脱炭素〜」の見どころは

CO2削減に積極的な世界と、苦手意識を持つ日本。TOKYO GX ACTIONが10月始動

文●貝塚/ASCII

提供: TOKYO GX ACTION2025実行委員会

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TOKYO GX ACTION2025 総合プロデューサー/株式会社 MAGNET 取締役 佐藤勇介氏

“自分たちのための”気候変動対策が大事

 TOKYO GX ACTION2025 総合プロデューサーの株式会社 MAGNETの佐藤勇介氏(以下、略敬称)に、プロジェクト全体の概要や狙いをきいた。

──まずは、TOKYO GX ACTIONの概要についてお聞かせください。

佐藤「大枠から説明すると、TOKYO GX ACTIONは、昨年『TOKYO ZEV ACTION』として実施していたプロジェクトが前身となって生まれたものです。TOKYO ZEV ACTIONはモビリティーに関するゼロエミッションにフォーカスしていましたが、世界的な脱炭素の取り組みを受け、今年からはTOKYO GX ACTIONとして、GX全般をテーマとしたプロジェクトに刷新されました」

──GX、ゼロエミッション、脱炭素、温室効果ガスの削減。近年よく耳にするワードです。

佐藤「実は、世界と日本では気候変動対策に対する意識に違いがあります。『世界市民会議』による意識調査の中の『あなたにとって、気候変動対策は、どのようなものですか?』という質問で、世界全体では『多くの場合、生活の質を高めるものである』が多数派回答だったのに対し、日本は『多くの場合、生活の質を脅かすものである』が多数派回答となったのです」

──自社のGXに関する取り組みを発信する企業は増え続けていますが、個人レベルで主体性を持って、ポジティブに実行している人は、それほど多くないような気もします。“自分たちのために”環境に対する取り組みをしていこう、という意識を持つのが大事なのかもしれません。

佐藤「日本の気候変動対策はこれまで、エコ、SDGs、企業としての責任……こういった文脈で語られることも多く、『ちゃんとしていないと怒られてしまうもの』という意識を持つ人も多いのかもしれません」

──それを踏まえると、TOKYO GX ACTIONがスタイリッシュでカジュアルな見せ方にこだわっている理由がわかってきます。

佐藤「そこは最も重視した部分です。個人レベルでも、生活の中でできるさまざまな工夫が気候変動対策になることがわかれば、『もっと調べてみよう』という思いも出てきますし、友人たちと話し合ったりする機会も増えます。個人個人の生活の中での取り組みがチームとしての動きになって、やがて社会が動いていくものだと思います。まずは『こういうことから始めたらいいよね』と、それぞれのできる範囲で始めていくことが重要だと思いますし、そのきっかけづくりをしたいという思いです」

TOKYO GX ACTION BEGINNING〜知るから始まる脱炭素〜

DAY1:2024年10月13日(日)11:00〜19:00
DAY2:2024年10月14日(月・祝)10:00〜17:00
開催場所:東京国際フォーラム ホールE
入場料:無料

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