【レビュー】Suicaも使える多機能さが魅力「Galaxy Watch 7」ヘルスケア機能の充実度はトップクラス
2024年09月07日 12時00分更新
使いやすくするにはカスタマイズが必要
使い始めた当初は多少操作に迷いました。右側面に2つのボタンがあり、上はホームボタン、下は戻るボタン。ホームボタンは2回押しで「最近使ったアプリ」、長押しで「電源OFFメニュー」を呼び出すことが可能。それらに他のアプリの起動を設定するなどのカスタマイズもできます。戻るボタンも「最近使ったアプリ」に変更できます。ですが、しばらくはそれらに気づかずに、「物理ボタンが2つあるわりには使いづらいなぁ」と思ったりしていました。
スクリーンのタッチレスポンスはよく、操作感はいわゆる「ヌルサク」。一般的なタッチ操作のほかに、スクリーンの周囲をなぞって画面表示を切り替える「タッチベゼル」という機能も搭載。回転ベゼルを模した機能ですが、使い始めた当初はその便利さを実感できず、「上下のスワイプだけで十分」と感じました。使い慣れてくると、タッチベゼルのほうが素早く操作でき、操作の効率化が図れるようです。
ホーム画面を上にスワイプすると、アプリ一覧画面が表示されます。アイコンだけが並んで、アプリ名は表示されません。しかも、リスト表示に切り替えることはできないようです。アイコンは、基本的にはスマホアプリと同じアイコンですが、普段スマホで使わないアプリは探しにくかったりしました。例えば、試してみたかった「体組成」や「AGEs指数」などは、「Samsung Health」アプリの機能なのですが、それを知らずにいろいろな画面をタップするなど探してしまいました。
ちなみに、「体組成」や「AGEs指数」は、ホーム画面をスワイプするだけで表示できる「タイル」に設定することも可能。タイルはスマホのおけるウィジェットのようなものですが、どれを設定しようかと迷うほど多彩なタイルが用意されています。Galaxy Watch 7の多彩な機能をスマートに使いこなすには、自分がよく使うタイルをすぐに表示できるように設定するなど、カスタマイズする必要がありそうです。

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