このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

石川温のPCスマホニュース解説 第202回

ソフトバンク、ドーム球場でも通信速い ただし「ミリ波」の活躍はかなり先

2024年06月26日 07時00分更新

文● 石川温

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

球場やスタジアムの通信でも、キャリア間の競争が進む

 先日、東京の国立競技場を民間企業が運営するなかで、NTTドコモが名乗りを上げた。競技場のネットワーク品質を上げるのはもちろんのこと、VRなどリアルとバーチャルを融合させた取り組みを実施するようだ。

 プロチームを持ち、ホームのスタジアムなどを持つという点ではソフトバンクだけでなく、楽天も同様だ。スポーツ観戦であれば、ハーフタイムやイニングの交代時に、ユーザーはこぞってスマホをいじる。コンサートやライブであれば、開幕前と開幕後にSNSに投稿するだろう。

 今後も、各キャリアは球場やスタジアムなど、大量に人が集まるところをいかに安定した通信を提供し続けていくかで競っていくことになりそうだ。

 

筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)『未来IT図解 これからの5Gビジネス』(MdN)など、著書多数。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン