極小PCを組めると大人気のベアボーン「DeskMini X600」に最適なCPUクーラー6選
提供: ASRock
組み立て最終段階に思わぬ落とし穴が発覚
検証したロープロファイルCPUクーラーの紹介に続いては、標準付属品を含めた検証結果をお届けといきたいところだが、重要な注意点がある。ここまで、DeskMini X600が対応するCPUクーラーの全高は47mmと述べてきたが、実は全高47mmの製品はDeskMini X600のカバーを元に戻す際に、カバーのフックが確実に干渉することになる。
カバー内側から数ミリ出ているフックがファンとぶつかる。カバーをグッと持ち上げながら、マザーボードトレイを押し込めば大丈夫だ。今回試した全高47mmの製品では、ファンの軸がカバーと干渉することもなかったが、全高45mmの製品のように、スムーズに取り付けできる訳ではない。当然だが、マザーボードトレイを引き出す際も干渉する。忘れて無理やり引き出そうとすると、物理破損しそうなので気をつけたい。
7種類のパフォーマンスを試してみる
標準付属を含め、用意した7種類のロープロファイルCPUクーラー。Ryzen 8000Gシリーズの最上位で8コア/16スレッド、GPUにRadeon 780Mを備えたRyzen 7 8700Gを組み合わせて、その実力を試してみた。
Ryzen 8000G搭載時はPCIe4.0×4までの動作になるが、Crucial PCIe5.0×4 NVMe M.2 SSDの「T705」と、Crucial DDR5-5600 SO-DIMM 16GB×2枚で組んだ
| テスト環境 | |
|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 8700G」 (8コア/16スレッド、最大5.10GHz) |
| ベアボーンキット | ASRock「DeskMini X600」 (AMD B650チップセット) |
| メモリー | Crucial「CT2K16G56C46S5」 (16GB×2、DDR5-5600 SO-DIMM) |
| ビデオカード | AMD「Radeon 780M」(CPU内蔵) |
| ストレージ | Crucial「T705 2TB CT2000T705SSD3-JP」 (2TB M.2 SSD、PCIe 5.0) |
| OS | Microsoft「Windows 11 Home 64bit」(23H2) |













