10年前からバリカンでボウズ頭に
若いころは髪の毛が多くて多くて、しょっちゅう美容室でボリュームを減らしてもらわなくちゃいけなかったのに、そんな心配もなくなって久しい今日このごろ。「多くて困ってるんですよねー」なんて言ってたのにな~。
「髪が薄くなったらボウズにするわ(笑)」とも言ってたっけ。そういうことは口にするもんじゃないですね。まさに言霊。いつの間にかオデコがめっちゃ広くなってました。
まあでもその言葉に嘘はなくて、薄いのを誤魔化すぐらいならボウズ頭の方がいいとは思ってたんですよ。それで10年ぐらい前だったかな、意を決して理髪店で丸刈りにしてもらいました。若いうちなら治療や植毛みたいなことも考えたかもしれないですけど、もうすっかりおじさんでしたからね。運命を受け入れます。
その後は電動バリカンを買ってセルフボウズにしたり、伸びてきたら「髪をどうこうできるのも、もう最後と思って」と美容室でド金髪にしてみたり。その予感が的中したのかこれもまた言霊なのか、はたまたブリーチがダメ押しをしたのか、「前髪どこ?」「もう髪をどうこうするとか無理じゃん?」みたいな感じになってきたので、最近は再びボウズ頭になっていました。
ボウズは維持が大変
電動バリカンはアタッチメントを取り付けることで髪の長さを調節できるようになっているものが多く、ウチのは3~24mmと14~35mmの2種類が付属しています。
つまり一番短くて3mm。髪がある人なら全体を均等に刈れるから全然ありですけど、自分の場合は3mmもあると髪が寂しいところの差が歴然になってしまいます。それじゃボウズの意味なし。なのでアタッチメントは使わず、直刃でカットしています。
ただ、直刃と言っても0mmというわけではありません。高速運動をする刃が直接肌に触れたら怪我すること間違いなしなので、ガードするプレートが付いてるんですよね。厚さ0.6mmぐらいかな。だからグイグイ押し付けたとしてもコンマ何mmかは残ります。
仕上がりはかなりザラザラとした手触りで、まるで面ファスナーの硬い方みたいな感じ。実際、服を着たりタオルで拭こうとした時に、ほぼ確実にグッと引っかかります。これが思ったよりウザい。
ほかにも頭が日焼けするとか、ぶつけると直接頭皮にあたって超痛いとか、ボウズにはデメリットもいろいろあったりするんですけど、一番はなんと言っても割と頻繁に刈らなくちゃいけない点です。日本人の髪は1日に0.3~0.4mm伸びるそうなので、あっという間に髪があるところとないところの差が開いてしまうのです。
これはカミソリで剃り上げるスキンヘッドも同じで、一度理髪店でスキンヘッドにしてもらった時にスタッフさんから言われたんですよね。この状態を維持するなら2日に1回は剃って、場所によっては毎日とか朝晩とか剃る必要があるって。
スキンヘッドは完全に0mmからのスタートなので、見た目はバリカンのボウズよりは不毛地帯との差が小さいんですけど、ツルツルスベスベだったのがザラザラになるので、手触りの点では実はスキンヘッドの方が変化がハゲしいっていう。
こりゃ維持するのは無理だわ……ってことで、剃ったのはその1回限りでした。
スキンヘッド用電動シェーバーがあるなんて
ただ、できることならスキンヘッドにしたいんですよね。ボウズって言うとお笑い芸人の千鳥の大悟さんやハライチの澤部さんみたいな髪型が浮かぶんですけど、自分のオデコにはすでに髪型と言えるほどの髪はなく、それならいっそ全部ツルツルにしたい。
でも自分で剃れればいいんですけどカミソリ負けしそうで怖いし、切っちゃったりしそうだし。かといって理髪店にそんなに行くわけにもいかないし。
で、諦めていたんですけど、つい先日、そんな私に朗報が!
テレビ番組「アメトーーク!」の「スキンヘッド芸人」回を観ていたら、なんとスキンヘッド用の電動シェーバーがあるっていうじゃないですか。カミソリは無理だけど、これなら自分でもやれそうです。
シェーバー派は2人いて、ひとりはバイきんぐの小峠さん。使っているシェーバーは7ヘッド126枚刃という驚異のメカニズム! もうひとりの鬼越トマホーク坂井さんによるとアメリカはスキンヘッド先進国だそうで、坂井さんが使っているのもアメリカ製とのことでした。
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