このページの本文へ

「ツクヨミメイドカフェ(月讀女僕珈琲)」秋葉原店をレポート

はじめてメイドカフェに行ってオタクの殻を破った日

2024年05月31日 18時00分更新

文● 松永/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
ツクヨミメイドカフェ

はじめてのメイドカフェ

 直近で台湾に行く予定があって、仕事は緊張感を持ちつつも日本との文化の違いはどんなものだろうと、初の海外出張を楽しみにしている。

 アニメやゲームのネタばかり記事にするオタクとして、アスキー編集部の中で認知されている自分に、とある上司がこんなことを言った。

「台湾に行ったらメイドカフェに行ってみたら?」

 というのも台湾は、日本のアニメやゲームなどのオタク文化を尊重している一面があり、メイドカフェも同じく賑わいを見せているとか。

 そういうことならぜひ行きたいと思ったが……

 そもそもメイドカフェに行ったことがない。

ツクヨミメイドカフェ

メイドカフェ発祥の地・秋葉原

 日本のメイドカフェを知らないまま台湾のメイドカフェをレポートできるはずもない。ということでまずは秋葉原のメイドカフェに行ってみた。

 まだメイドカフェに行ったことがない人や、どんなものだろうと気になっている人は、初見の楽しみ方の参考にしてほしい。

ツクヨミメイドカフェ

秋葉原にある「ツクヨミメイドカフェ」

 今回訪れたのは日本と台湾に計8店舗を展開する「ツクヨミメイドカフェ(月讀女僕珈琲)」。台湾全土に広がる大型店で、2023年11月に日本の秋葉原に上陸したばかりの新店舗だ。

ツクヨミメイドカフェ
ツクヨミメイドカフェ

席はソファー席とカウンターがある

 メイドカフェとはどんなものだろうと、異世界に飛び込むつもりで入店すると「おかえりなさいませ、ご主人さま(お嬢さま)」と、店内のメイドさんたちが迎えてくれた。アニメなどで見た知識のとおりの対応でびっくり。

 店内はソファー席とカウンターがあって、同席する人数や好みで選んで座れる。

ツクヨミメイドカフェ

メニュー表の1ページ。日本語と台湾語で書かれている

ツクヨミメイドカフェ

初来店にふさわしい「はじめてセット」を注文!

 注文表を見ると、日本語と台湾語でメニューが書かれている。この二ヵ国語のほか、英語や中国語などの多言語を話せる・勉強中のメイドさんがいて、秋葉原の外国人観光客を迎えられる体制を取っている。

 なんでもツクヨミメイドカフェには、日本と台湾でメイドさんを交換する制度があるようで、期間によっては本店のある台湾のメイドさんが秋葉原店に出勤することもあるという。

 メニューは、メイドカフェとしては馴染みのようなものもあれば、見慣れないものもある。台湾の雰囲気をそのまま日本に持ってこられるように台湾グルメを提供していて、ご飯が特徴的なのはツクヨミメイドカフェならではの魅力だろう。

ツクヨミメイドカフェ

「オムライス」ビフォー

 とはいえ初めてメイドカフェに来たので「メイドカフェといえばこれ!」という定番っぽい「オムライス」が食べられる「はじめてセット」(ドリンク、記念写真付き)を注文した。

ツクヨミメイドカフェ

「オムライス」アフター

 オムライスのプレートには、メイドさんがケチャップでお絵かきしてくれる。ご主人さまの名前や、犬や猫などのイラストをリクエストできるらしく、お客さんと話しながら目の前でイラストを書いてくれた(すごい!)

 ツクヨミメイドカフェのオムライスには回りにカレーがある。台湾ではこれが一般的なオムライスらしくボリューミーで美味しい。

ツクヨミメイドカフェ

「萌え萌えキュン!」は実在した!

 料理が運ばれる時にワクワクしていたのが「萌え萌えキュン!」というおまじないだ。「本当にあるのか?」と気になっていたが、その点もバッチリ。

メイドさん:萌え!

ご主人様:萌え!

メイドさん・ご主人様:キューン!(同時)

 と、言った感じのコール&レスポンスで料理におまじないをしてくれた。終わった後、初めてだからかなんだかすごく恥ずかしい気分になったが、おまじないをかけた分料理も美味しく感じる不思議。どうしてだろうね。

ツクヨミメイドカフェ

ドクターペッパーとコーヒーを混ぜ合わせた「秋葉原スペシャル」

 一緒に頼んだドリンクは「秋葉原スペシャル」というもので、ドクターペッパーとコーヒーを混ぜ合わせた飲み物。ドクターペッパーの甘さとコーヒーの苦味が共存することなく、主張しぶつかり合っている奇妙な味なので、ぜひとも一度体感してほしい。

 ほかにもメニュー名から味が想像できないドリンクがいくつもあった。台湾グルメと一緒に訪れた記念として普段あまり飲食しないメニューを頼んでみるのも面白い。

最後に記念撮影!

 最後にメイドさんと記念撮影。チェキをもらうこともできれば、スマホで写真を撮ってもらうこともできる(スマホ撮影は別料金)。こちらは親指を立て、メイドさんは片ハートを作るユニークなポーズでパシャリ。

ツクヨミメイドカフェ

平日の昼間にもかかわらず多くのお客さんが来店

 ツクヨミメイドカフェは、平日の昼間にもかかわらず多くのお客さんが来店していた。パソコンがあれば仕事できる人や秋葉原が勤務地の人など、リモート作業やランチの目的で来店する人も多いという。メイドさんと時間を過ごせるほか「居心地が良い」「ご飯が美味しい」など、好まれる理由があるみたいだ。

■ツクヨミメイドカフェ秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田4-4-2 共益外神田ビル7階
TEL:03-6285-2402(予約・問い合わせ)
ネット予約:https://yoyaku.tabelog.com/yoyaku/net_booking_form/index?rcd=13292530
営業時間:平日14時〜21時30分、土日祝12時〜21時30分
定休日:年中無休
席数:34席 ※全席禁煙
設備・サービス:各種クレジットカード/交通系IC/PayPay等QRコード決済利用可
料金システム:90分(最低消費額1500円)

 さて、次は台湾にあるツクヨミメイドカフェに行こうと思う。6月4日〜6月7日の期間に開催される国際コンピューターの見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」をレポートするため、アスキーでは台湾から情報をお届け!

 もちろんメイドカフェも台湾の文化とともにお届けするので、COMPUTEXの特集に注目してほしい。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ