「5G SA」によって安定した高速通信が可能に
この5G SAによって、「スライシング(分割)」という技術が導入できる。
現在、KDDIが実証を進めているが、例えば、野球やマラソンなどのテレビ中継で、カメラからの映像をスマートフォン経由で5G基地局に送信する際、ネットワークスライシングで接続できれば、映像を遅延なく、安定して送信することが可能となるのだ。
また、スマートフォンでゲームをする際も、ネットワークスライシングで、ゲームだけの通信を流すということをすれば、これまた安定して高速な回線で、eスポーツで対戦するということもできるようになる。
ここ数年、各キャリアは政府からの圧力によって、料金値下げをせざるを得ず、収益面で大きなダメージを追ってきた。今年になって、ようやく通信料収入も復活しつつあるが、5Gネットワークを展開するからにはネットワークで稼げるようにならないといけない。
単にスマートフォンユーザーにインターネットにつながる通信サービスを提供するだけでなく、企業などに新たな付加価値できるネットワークに進化していかなければならない。
その際、必要となってくるのが5G SAというわけだ。
3年半前、「5Gは超高速で大容量、超低遅延が特徴」と散々、言われてきたが、ようやく5G SAによって、そのメリットが出てくるようになる。
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