ドイツのモーターショーで見た近未来的なコンセプトカーから魅力の新車たち

文●山根康宏 編集●ASCII

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 9月4~11日までドイツ・ミュンヘンで「IAA Mobility 2023」、通称ミュンヘンモーターショーが開催された。大手自動車メーカー各社が次世代を担うコンセプトカーや、来年に向けての新車を発表したこのイベント。コンセプトカーを中心に目立ったモデルを写真で紹介しよう。

◆ガルウィングドアがスーパーカーっぽい
◆メルセデス・ベンツ VisionOne-Eleven

 6月に発表されたコンセプトモデル。1960年代に生産された実験的な車「C111」をオマージュしたモデルで、美しいカーブのシルエットを全高1170mmのスポーツカーデザインにまとめた。ガルウィングもエレガントだ。

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◆航続距離750km以上!
◆メルセデス・ベンツ Concept CLA-Class

 IAA Mobility 2023で発表されたコンセプトカー。環境に配慮した自動車であり、軽量化されたボディーに次世代EVプラットフォーム「メルセデス・ベンツ モジュラーアーキテクチャー(MMA)」を採用した。

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◆1000馬力超えのモンスター
◆メルセデス・ベンツ AMG ONE

 スポーツカーブランドのMercedes-AMGから2022年6月に発表されたハイパーカーで、V型6気筒の1.6リッターエンジンを搭載、1000馬力を超えるパワーというモンスタークラスの性能を持つ。275台のみ生産された幻の車ということもあり、今でも注目を集める自動車だ。なお、発売時の価格は280万ドル(当時の価格で約3億7000万円)。

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◆電気で駆けぬける歓びを!
◆BMW Vision Neue Klasse

 IAA Mobility 2023で発表されたコンセプトモデル。BMWの次世代EVの標準ともなるイメージを実写化している。無駄を省いた外観デザインと内部をより広い空間とし、次世代インフォテイメントシステム「BMW iDrive」も搭載している。

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◆E Inkパネルで車体の色が変わる! ◆BMW i Vision Dee(カーテン越しの撮影)

 1月に発表された「色の変わる」コンセプトカー。E Ink社のフルカラー電子ペーパーを240分割して車体に張り付け、それぞれ32色に色を変えることができる。真っ白なボディーからスポーティーなツートンカラーなど用途や気分、TPOに合わせて外装を変更できる。

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◆2028年までにオール電動化を目指すオペル
◆Opel Experimental

 8月に発表されたOpelの次世代EVを表したコンセプトモデル。シルエットからクロムを完全排除したデザインも新しい。ステアリングをおりたたみ、コックピット空間を広げられるなど自動運転を見越した設計にもなっている。

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◆これぞ未来のスポーツカー
◆CUPRA DARK IMPULSE

 IAA Mobility 2023で発表されたコンセプトモデル。未来の電動2シータースポーツカーの姿を形にしている。車内コントロールにアバターを使うなどデジタル世界との融合も考えられている。ステアリングもゲームコントローラーをイメージ。本体カラーはネットを通じて27万件の声から採用された。

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◆韓国の文化をふんだんに採用
◆GENESIS X

 1月に発表されたGENESIS初のオープンカーとなるコンセプトカー。現代自動車(ヒョンデ)のプレミアムブランド製品らしく、独特なデザインのクワッドヘッドライトが優雅な印象を与えてくれる。またインテリアには韓国の瓦をイメージした色を採用、本体ボディーの白も高羅時代の貴族が好んだ色から採用されるなど、韓国メーカー製品であることをアピールしている。

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◆MINI初のクロスオーバーEV
◆MINI CONCEPT ACEMAN

 2022年7月発表、MINIの次世代ファミリーカーのコンセプトモデル。小型車が支持されるヨーロッパではMINIは人気車種であり、コンパクトカーのイメージのままSUVとしたACEMANの発売を望む声は多い。早ければ2024年後半に市場に登場予定とのこと。

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◆映画の世界から飛び出したコンセプト
◆フォルクスワーゲン Ladybug Beetle

 映画「ミラキュラス レディバグ&シャノワール: ザ・ムービー」に登場するコンセプトカー「e-Beetle」の実車。子供向け映画ということもあり会場では親子連れ来場者からの人気が高かった。

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◆クアルコムのチップセット搭載!
◆NOBO AUTO iNest 3.0 Smart Cockpit

 7月に発表されたNOBOのコンセプトモデルで、次世代コックピットを開発している同社が、SUVとピックアップトラックの間の車体にQualcomm 8155チップを搭載するコントローラシステム、多機能コンソールやワンボタンベッドシート、ルーフエンターテイメント折りたたみスクリーンなどを搭載している。

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◆ファーウェイも関わっているEV
◆AVATR 12

 IAA Mobility 2023で発表された電動高級セダン。AVATRは長安汽車、CATL、ファーウェイの3社が立ち上げた新興自動車メーカー。AVATR 12は2023年末に中国向けに発売される予定。外観の特徴としてフロントのデザインをシンプルに仕上げている。EVプラットフォームはファーウェイ開発の「HI(Huawei Inside)」を採用した。

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◆ドライバーの健康状態を監視してくれる
◆ルノー H1st vision

 6月発表。H1st Visionは「ヒューマン・ファースト・ヴィジョン」を意味しており、人間中心の将来のモビリティのビジョンを示したコンセプトモデル。自動車のデジタル化を超え、エネルギーや公共サービスともシームレスにつながる生活のための、未来のモビリティ体験を具体化した製品だという。

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 IAA Mobilityは乗用車を中心としたイベントで、来年はIAA Transportationとして商用車のイベントがハノーバーで開催される予定だ。両者は隔年ごとに9月に開催される。今回紹介したコンセプトカーのうち、いくつかの自動車はより完成度を高めて次のモデルへと進化しているだろう。2年後のIAA Mobilityも楽しみである。

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次のIAA Mobilityは2025年の開催

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