Adobeは6月23日、アドビブログにて米国アドビブログで公開された「Celebrating 30 years of digital transformation with Adobe Acrobat(Adobe Acrobatとともにデジタル変革の30年を祝う)(英語)」の抄訳を公開した。
今から30年前に開発されたPDF(Portable Document Format)のファイル形式と、Adobe Acrobat。本記事では30周年を祝い、その歴史と現在の活用事例などを紹介している。
Adobeによると、現在世界にはおよそ3兆以上のPDF文書が存在しており、Adobe Acrobatのアクティブユーザー数は毎月数億人にのぼるという。
また、複数の政府機関や自治体では、行政サービスをデジタル化するために同サービスを使用。Acrobatソリューションで作成、署名、共有、保存された文書は、紙ベースのプロセスと比較して、90%のコスト削減と95%の環境負荷の軽減を実現可能とうたっている。
そのほか、同社はアドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームである「Adobe Sensei」上で動作するモバイル読書体験ツール「Liquid Mode」などを提供。AIを活用したイノベーションによって、デジタルドキュメントの未来を創造し続けるとのこと。