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使いこなせば超便利! 意外と知らないApple CarPlayの使い方徹底解説

AndroidだけどApple CarPlayが使える!? 「CarlinKit Tbox Plus」で車内エンタメを拡張!

文● 飯島範久 編集●ASCII

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実際にアプリをインストールして使う

 それでは、アプリをインストールしてどこまで使えるのか検証してみた。まず動画系だが、デフォルトで「YouTube」と「NetFlix」、「VLC」がインストールされており、これらは問題なく利用できる。ほかにインストールしてみたのが「TVer」。こちらは、動画は見られるものの、一度動画を表示すると戻るボタンがないため動画一覧へ戻れない。このあたりがApple CarPlayに最適化されていない弊害だろう。

YouTubeの画面。下から上へのスワイプで関連動画が表示される

 また、筆者はnasneを所有しているので「torne mobile」をインストールしようとしたのだが、できなかった。また、「Video&TV SideView」はインストールできたものの、再生しようとすると「root化されているため再生できない」という旨が表示され、やはり利用できなかった。root化を解除すれば利用できるかもしれないが、そこまでは試していない。

 続いて、SNS系では「Twitter」や「Instagram」「TikTok」をインストールしてみたが、いずれも問題なく利用できた。ただ、TikTokは縦動画なので上下いっぱいに小さく表示されるだけだが、TwitterやInstagramは、画像を画面の横幅いっぱいに表示するため、非常に見づらい。

Twitterの画面。縦画面が基本のアプリは、このような横長画面だと不向き。画像があると横幅いっぱいに表示してしまう

 そこで画面分割機能を使ってみたところ、Instagramは画面分割に対応しておらず、Twitterは横幅が狭まったのでかなり見やすくなった。音声入力ボタンを使ったテキスト入力は可能だが、スマホの方が圧倒的に扱いやすいのでApple CarPlayで利用するかどうかは疑問だ。

左画面にブラウザー、右画面にTwitterを表示したもの。これだけ狭まればかなり見やすくなる

 続いて音楽系だと「YouTube Music」と「Spotify」があらかじめインストールされており、「LINE Music」や「Amazon Music」なども利用できた。ただ、スマホのアプリと同じインターフェースだったので、Apple CarPlayのように再生重視の仕様のほうが、車内では使い勝手がいいかもしれない。

LINE Musicの画面。Apple CarPlayのLINE Musicだと、スマホで再生する楽曲を決めて、Apple CarPlayの画面でそれを再生するという感じだが、こちらはLINE Musicアプリのフル機能が使える

 地図は「Google Map」を使ったが、ナビはできるものの、通常の平面地図は常に北向きの表示なので見づらい。「Yahoo!カーナビ」のようなカーナビアプリのほうが使いやすいかも。

Google Mapの画面。経路探索してナビはできるものの、北を上にした画面なのでドライバーが道を確認する際はわかりづらい

 ドライブに有用なアプリ、たとえば首都高速道路の状況を確認できる「mew-ti」と地図表示を2画面表示すると、かなり便利になる。Apple CarPlayも積極的にこうしたアプリが対応になればいいのだが、アプリ側次第なので今後に期待だ。

「mew-ti」アプリを起動すると、やはり横幅いっぱいに表示されて大変見づらい。そこで赤い矢印で示したフローティングボタンをタップ

メニューアイコンが表示されるので、「画面分割」を選択

あとは、別のアプリを立ち上げると、右側にmew-tiが表示される。これなら見やすくなる

ちなみに、メニューアイコンにある「タスク管理」をタップすれば、アプリ切り替えや上へスワイプでタスクの終了ができる

 このように、普段使っているアプリを試してみたが、音楽系や動画系アプリ、「Showroom」のような配信系アプリなどを同乗者が楽しめるものの、カーナビやmew-tiのようなドライブに有用なアプリ以外は、無理して利用する必要はないなと感じた。ただ、ブラウザーで検索して、目的地を地図で表示し、ナビさせるという使い方もできるので、使い方次第ではかなり活用できるだろう。

Apple CarPlayっぽいUIで動画が見られて満足

 今回はCarlinKit Tbox Plusを使ってみたが、Apple CarPlayで動画を再生したいという目的は達成できたし、現状Apple CarPlayに非対応の「ドライブに有用なアプリ」も利用できるので、家族と一緒に旅行へ行くときも快適に移動できそうだ。SDカードに保存した動画も再生できるので、旅行で撮影した動画をすぐに楽しむなんてこともできる。

 ハンズフリーフォン機能は、CarlinKit Tbox PlusとスマホをBluetoothでペアリングすると利用できる。また、デフォルトでインストールされている「AutoKit」アプリを使うと、BluetoothでペアリングしたiPhoneのApple CarPlayが使えるようになる。CarlinKit Tbox PlusとApple CarPlayは切り替えられるので、使い分けること可能だ。

 ただし、スマホとの接続はワイヤレス接続のみのため、スマホのWi-Fi接続が解除されるので、筆者のように車内Wi-Fiスポットを利用している場合は注意が必要だ。

Bluetoothでペアリングしておけば、ハンズフリーフォンとしても利用できる

AutoKitアプリを使うと、ペアリングされた機器でApple CarPlayが有効なら、ワイヤレス接続でApple CarPlayの表示が可能になる

 CarlinKit Tbox Plusの価格は3万5599円で、場合によってはセールだったりクーポンだったりで安くなっていることもある。筆者はちょうどタイムセールをしていたので、2万2559円で入手した。いろいろと検索すれば、より安く入手できるかもしれない。Apple CarPlayに満足していないのであれば、こうした製品を利用するのも1つの手だ。

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