Apple Watchが着用者の血糖値を測定できるようになるまでにはあと数年かかる。米メディアBloombergのMark Gurman記者が3月22日付けのニュースレターで伝えた。
同氏によると、アップルは血液を採取することなく血糖値を測定するために、Apple Watch向けにレーザーを皮膚に照射して血液内のグルコース濃度を調べるシリコンフォトニクスチップを開発しているという。
しかしアップルがこの技術を市場に投入するためにはアルゴリズムと搭載センサーを開発させる必要があり、Mark Gurman記者はApple Watchの筐体に収まるほどモジュールを小さくするには少なくともあと3〜7年はかかると見ているとのことだ。
この技術がApple Watchに搭載されれば健康を管理するためのツールとしてかなり便利になるだろうが、実現にはまだまだ時間が必要なようだ。

この連載の記事
- 第1140回 アップル「iPhone 16」リアカメラのデザイン変更か
- 第1139回 アップル「iPhone 15」ワイヤレス充電が高速化?
- 第1138回 アップル、24コアCPU&60コアGPUのM2 Ultraチップ搭載MacをWWDCで発表か
- 第1137回 アップル、今年のWWDCは2時間以上で史上最長?
- 第1136回 アップルの拡張現実ヘッドセットはデュアル4Kディスプレー!?
- 第1135回 アップル「iPhone 16 Ultra」勝手レンダリング画像がリーク
- 第1134回 アップル、「xrOS」と「xrProOS」の商標出願?
- 第1133回 アップル拡張現実ヘッドセットはほぼ原価販売?
- 第1132回 アップル、「iPhone 15」用ディスプレーを6月から生産開始?
- 第1131回 アップルiPhone 16 Pro、ペリスコープレンズ搭載か
- 第1130回 アップル「iPhone 15」発売に遅れ? カメラセンサーの歩留まり次第で
- この連載の一覧へ