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衛星データを活用し、農業を効率化するサグリ株式会社
サグリ株式会社は衛星データとAIを用いて農地を解析し、効率的な農業を実現するアプリ「Sagri」を開発する。紛争や物価高、気候変動などにより世界中で食糧危機が懸念される中、サグリは農家を支援することで地球課題の解決を目指す。
「Sagri」を農家に導入することで、データに基づいた肥料の削減や肥料削減によるカーボンクレジット収入が実現する。また農地情報は農家の与信につながり、農家を支援する農協や金融機関が農家支援に活用可能だ。
3万以上の農家が登録し、利用者の海外比率は 95%とグローバル展開も強みだ。衛星から地球上のあらゆる場所を毎日撮影しているため、どの国の農地でも解析できる。衛星画像から農地を自動で区画化する技術は特許も取得済みだ。坪井代表取締役 CEOは「持続可能なビジネスを展開し、日本発で地球課題の解決に取り組む。」と述べた。
予選出場3社、AIカメラでリアルデータの取得と評価をするIntelligence Design株式会社
Intelligence Design株式会社はAI カメラを活用し、リアルデータの取得と継続的な評価、運用を支援する。店舗や公共交通機関の運営、まちづくりなど幅広いケースで活用されている。AI搭載のエッジコンピュータは歩行者数や交通量のカウント、性別や年代の判別、滞在時間の計測が可能だ。
スマートシティに取り組む自治体や民間企業への導入が進んでいる。利用開始までのリードタイムが短いことや、データのみを提供することで個人情報に配慮している強みがある。中澤代表取締役は「防犯セキュリティや防災までチャレンジしていきたい」と次のプランを述べた。