白が基調でエアフローも良好なミドルタワーケースの「FRGHB650/C」をチェック

最新Ryzen 9とRTX 3080PCの中では結構お手頃! 4Kゲームに配信・録画も全部快適

文●藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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見た目とエアフローのバランスが良好なミドルタワー

 FRGHB650/Cは、設置しやすいミドルタワーケースで、ゲーミングパソコン“FRONTIER GAMERS”のエキスパートクラスに位置づけられた筐体を採用。魅せる要素と高いエアフローを備えているのも特徴だ。

 フロントメッシュパネルによる高いエアフローだけでなく、LEDで彩られたパーツが映えるサイド強化ガラスパネルも採用。加えて、標準でRGBライティングとともに、高冷却性能を発揮する240mmサイズラジエーターを採用した水冷CPUクーラーも搭載している。

 LEDを内蔵したファンとともに、ラジエーターはケースフロントに取り付けられており、内部を彩るだけでなく、フロントメッシュパネル越しにも光の演出を楽しめる。さらに筐体のカラーがブラックとホワイトから選べるのも、魅力的だ。

 高品質な作りや、内部が映えるガラスパネルに、高いエアフロー、水冷CPUクーラーでの高冷却と、ハイスペックCPUとビデオカードを搭載する場合でも抜かりなしといった感じだ。

ディスプレー横に設置しやすいミドルタワー筐体を採用。LEDギミックも楽しみながらゲームプレイや作業ができる

フロントにLED内蔵のラジエーターファンを装備。部屋の明かりを消すと、ファンのLEDが薄らとのぞけるのもいい感じだ

筐体背面側。電源ユニットはボトム配置で、排気ファンを1基搭載しているのがわかる

筐体トップには、ダストカバーが備わっている

メンテナンスしやすいマグネット式で、簡単に着脱できる

電源ユニットの吸気ファン部分にも着脱可能なダストカバーが備わっている

 パソコンの使い勝手に影響するフロントインターフェースの一部は、フロントトップに装備。中央に電源ボタンを備え、USB端子はサイド側に並んでいる。手前から、2つのLED制御ボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、ヘッドフォン出力、マイク入力だ。

 なお、LED制御ボタンは無効になっており、採用マザーボードのLED制御ツール(ASRock「Polychrome SYNC」)を導入することで、OS上から水冷CPUクーラーのLEDギミックを含め、一括制御できるようになっている。

 本体背面側のインターフェースは、USB 2.0 Type-A×6、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、2.5GBASE-Tに対応する有線LAN端子、オーディオ端子(3端子)になっている。USBポートは計10ポートで、多くのシーンで困ることがないというのも、うれしいポイントだ。

フロントトップのインターフェース。頻繁にアクセスする外付けデバイスようにUSB端子が2ポート備わっている

ASRock「Polychrome SYNC」を導入することで、OS上からLED制御が可能だ

背面インターフェース。HDMIなどの出力端子は利用できないように塞がれている。なお、Ryzen 7000シリーズはGPUを内蔵しているが、マザーボードのBIOSで無効になっている状態だ

 続いて筐体内部も見ていこう。ガラスパネル越しにも、圧倒的な存在感を醸し出しているのが、水冷CPUクーラーのウォーターブロック&ラジエーターと、大型GPUクーラーを備えるGeForce RTX 3080搭載ビデオカードだ。

CPUウォーターブロックとラジエーターファンのLEDが、ブラックカラーの内部をシックに彩る。なお、筐体とガラスパネルの境にもLEDバーが備わっているのもポイントだ

 32スレッドCPUのRyzen 9 7950Xを冷却する水冷CPUクーラーのラジエーターは、前述のとおり240mmサイズを採用する。LED内蔵の120mmファンも2基搭載しており、ラジエーターを冷やすとともに、ビデオカードに風を送っている。CPUウォーブロックにはLEDギミックを内蔵しており、CPUソケット周りも彩ってくれる。

240mmラジエーターには、2基の120mm径LEDファンを搭載する

ウォーターブロックにもLEDギミックを内蔵。“ENERMAX”のロゴと側面が発光する

RTX 3080搭載ビデオカード。ハイエンドだけあってGPUクーラーも巨大だ

大型GPUクーラーを支えるステーを標準で装備しているのは好印象。ビデオカードと固定されているので、配送も安心だ(購入時は輸送用のクッション材も取り付けられている)

筐体左側面。各種ケーブルはキレイに取りまとめられている。ボトムのフロント側には3.5インチストレージベイを搭載。フロントメッシュパネルを外すことでアクセスできる

2.5インチ拡張ストレージベイも備わっている

 以上のように、エアフローに白い筐体とRGBライティングによるカッコいい筐体、アクセスしやすく豊富なインターフェースなど、見た目やエアフロー、使い勝手のバランスが良好なのも魅力的といえるだろう。

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