インテル第12/13世代プロセッサーやRyzen 7000シリーズと昨今発売された新世代CPUは、性能とともに発熱量がアップし、まさに”爆熱”とった感じになっていて、多くのCPUのスタートラインが水冷になっている。
そんななか、”それでも空冷CPUクーラーを使いたい!”というユーザーは結構いる。PCケースにラジエーターの搭載スペースを確保できない、どうしても水漏れが心配、動作音が気になるなどなど、その理由はさまざまだが、空冷CPUクーラーの需要は尽きない。
正直、多コア化もあり、ハイエンドCPUを空冷CPUクーラーで運用するのは厳しくなってきており、AMDの新世代Ryzen 7000シリーズ最上位Ryzen 9 7950Xでは、280mmサイズラジエーターの水冷システムを推奨している。ただ、何事も試してみないと分からないもの。
と言うわけで、昨年の発売以来、空冷CPUクーラーの一角を占めているDeepCool「AK620」(実売価格8000円前後)のバリエーションモデルで、ホワイトカラー「AK620 WH」(実売価格8300円前後)に続く、オールブラック仕様の「AK620 ZERO DARK」(実売価格1万円前後)をゲットしたので、Ryzen 9 7950Xと組み合わせて水冷ユニットを使った時と比較してみた。

この連載の記事
-
第431回
デジタル
Zen 4の128スレッドはどこまで強い?Ryzen Threadripper 7000シリーズ検証詳報 -
第430回
デジタル
Zen 4世代で性能が爆上がり!Ryzen Threadripper 7000シリーズ検証速報 -
第429回
自作PC
Core i7-14700Kのゲーム性能は前世代i9相当に!Raptor Lake-S Refreshをゲーム10本で検証 -
第428回
自作PC
ベンチで知る“第14世代”、Core i9-14900K/Core i7-14700K/Core i5-14600Kは何が変わった? -
第427回
デジタル
A620&RX 7600と+1ランク上の構成では、どちらが良いか検証してみた -
第426回
デジタル
1スロット&低消費電力で運用可能な「Radeon PRO W7500/ W7600」を試す -
第425回
デジタル
最大転送速度2000MB/s! 約1.8倍速くなったSamsungの外付けSSD -
第424回
デジタル
AMDはWQHD向けGPU「Radeon RX 7700 XT/ RX 7800 XT」で優勢を取れるか?【後編】 -
第423回
デジタル
AMDはWQHD向けGPU「Radeon RX 7700 XT/ RX 7800 XT」で優勢を取れるか?【前編】 -
第422回
自作PC
VRAM次第でゲーム性能は変わる?GeForce RTX 4060 Ti 8GB版vs16GB版で対決 -
第421回
自作PC
1TBモデルで1万円切りのWD Blue SN580 NVMe SSDが高コスパかどうかを実際に試した - この連載の一覧へ