電気自動車ならではの静粛性と加速の良さ
そして唯一無二のプロパイロット 2.0搭載モデル
「ホントに静か! やっぱり電気自動車はイイですね」と、開口一番から絶賛祭。こちらとしては欠点のひとつでも上げてほしいのですが、ご本人が気に入られているのですから仕方ありません。はじめて電気自動車を運転してもらった時は、戸惑いを感じ「運転するのはちょっと……」という雰囲気だったのですが、今や電気自動車至上主義。「音もなくスーッと加速する感覚はホントいいですね」と楽しそうです。ワンペダル動作にはいまだ慣れないようで、ちょっとギクシャクしがちですが「コレは慣れたら絶対に街乗りはラク!」と称賛。
クルマそのものはちょっと大きいのですが「視界が広いから、あまり大きさは気にならないですね」というように、運転に慣れていなくても不安感は少ないようです。「乗り心地もいいですね。バッテリーの分、車体が重たく低重心ということもあるのでしょうけれど、地面にピターっと感じ。いいじゃないんですかね」というから、モッサリしているクルマなのかとそうではなく。「パワーがあるから鈍重な感じがしないんですよ」。
さらにゆみちぃ部長が大好きなプロパイロット 2.0の最新バージョンを搭載。高速道路でのハンズオフに対応しています。残念ながらこちらは試せていないのですが「静かに高速道路でハンズオフ体験、絶対にやってみたい!」というわけで、何かの機会で試してみましょう。なお、スカイラインではすでに体験しています(ハンズオフでドライブできたら最高! 日産のプロパイロット 2.0で高速道路を走る)。
そんな日産アリアで気になるのは走行距離。B6というシングルモーターの66kWhバッテリー搭載モデルで航続距離470km(WLTC)です。ちなみに家庭用200V充電で満充電までにかかる時間は、車両搭載のケーブルを使った場合約25.5時間(3kW充電時)だとか。「え?」と言葉を失うゆみちぃ部長。まぁ毎日470km走るわけでもないですし。
電気代は1kWhあたり27円くらいですので、1800円弱。圧倒的コスパの高さです。ガソリンで470km分を給油したら、リッター20kmのクルマで23.5リットルは必要。イマドキのレギュラーは160円ですから3760円かかります。お財布に厳しい部長の目がキラキラと輝いていたのは言うまでもありません。
「充電器が設置できるなら、すごく魅力的ですね」と、日産アリアにゾッコンLOVEのご様子。「電気でSUV、日産アリアいいなぁ」と、帰りの京浜東北線の車内で、もらったカタログを見ていたとかいないとか。「今日はちょっとしか乗れなかったので、今度ゆっくり乗りたいです」というので、何か企画を考えたいと思います。
この連載の記事
-
第480回
自動車
独特なデザインが目立つルノーのクーペSUV「アルカナ E-TECH エンジニアード」はアイドルも納得の走り -
第479回
自動車
レクサスのエントリーSUV「LBX」は細部の徹底作り込みで高級ブランドの世界観を体現した -
第478回
自動車
レクサスの高級オープン「LC500 コンバーチブル」は快適さのその先を教えてくれる -
第477回
自動車
BMWの都市型SUV「X4」は直6エンジンならではのパワフルな走りがキモチイイ! -
第476回
自動車
最新のマツダ「ロードスター」は乗った誰もが乗り換えを検討するレベルのデキの良さ -
第475回
自動車
EV=無個性ではない! BMWのEV「iX3」は剛性ボディーが魅力のミドルサイズSUV -
第474回
自動車
ルノーのコンパクトカー「ルーテシア E-TECH エンジニアード」は軽量でパワフルでスポーティー! -
第473回
自動車
ホンダの大人気ミニバン「FREED」に乗ってわかった5つの良くなったポイント -
第472回
自動車
三菱のピックアップトラック「トライトン」をあらた唯がドライブ! 見た目と違ってソフトな乗り心地 -
第471回
自動車
ラリーカーが先祖! 走りのセダン・アウディ「RS3セダン」の上質な走りにアイドルもご満悦 -
第470回
自動車
FIATのキュートでカワイイ新型EV「600e(セイチェント イー)」は実用性も高く、イタリアンデザインが魅力! - この連載の一覧へ