前へ 1 2 次へ

あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第265回

走りの印象が変わったHonda「クロスカブ 110」で軽快なツーリングを楽しむ

文●折原弘之 写真●折原弘之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

オールマイティーさが魅力のクロスカブ

 地球上でいちばん売れているオートバイといえば、これはホンダ・スーパカブ。世界中のどこへ行っても見かける、郵便・警察・銀行・出前の足であり、お仕事のパートナー。なにせ、生産累計1億台を超えたのが2017年。発売が1958年だから、2018年に生誕60年を迎えたオバケバイクだ。

 そして今、スーパーカブファミリーは遊びの足や趣味の乗り物として、どんどん人気が高まっている。街乗りによし、ツーリングによし、仕事にもよし。カブファミリーでロングツーリングは、一種のブームにさえなっている。

2018年にフルモデルチェンジした「クロスカブ CC110」が今年マイナーチェンジした

 中核にいるのは、やはりスーパーカブファミリー史上もっともゴージャスな「ハンターカブ CT125」だ。アウトドアムード満載、走りもどっしり。けれど、しっかりしすぎて、逆にスーパーカブ感が希薄なハンターカブは、もはやカブファミリーではなく、別のオートバイと考える人も少なくない。そこで注目されているのが、「クロスカブ CC110」だ。

 ハンターカブと同じく、スーパーカブのバリエーションモデルで、ハンターカブよりも前の2013年に登場。2018年にはフルモデルチェンジを受け、スーパーカブの代名詞ともいえるレッグシールドさえ取り払ったスタイリングにお色直しした。50cc、110ccの2ラインナップだが、やはり公道30km/h規制を受ける50ccよりも110ccの方が、行動範囲も広く使い勝手もイイ。

パワーアップした感覚さえあるエンジンフィールは実にここち良い

 そのクロスカブが2022年にマイナーチェンジ、最新の排気ガス規制に適合し、エンジンもボア×ストロークを変更してロングストローク仕様に。新たにディスクブレーキを採用、キャストホイール+チューブレスタイヤとした。この2022年モデルが、とにかく完成度が高いのだ!

 その新型クロスカブは、走りの印象がガラリと一変。エンジンの回転フィーリングが滑らかで、振動が少なく、回転フリクションを感じさせない特性となった。旧型からトランスミッションがややローギアードに振られているから、ローギアからの発進が力強く、ギアのつながりがいい。トップ4速もローギアードにされているから、最高速ではエンジンの回転数が上がってうるさいのでは? と思いがちだけれど、そこはロングストロークエンジンのおかげもあって、エンジンがうなるほどではない。シフトアップごとに力強く、最高出力が変わっていなくてもパワーアップしたような印象があった。

キャストホィールやディスクブレーキがうれしい

 車体まわりも、スポークホイールからキャストに変更されたことで、走りがカッチリしたわけではない。ただしディスクブレーキの採用で、制動・減速がはるかに良くなった。ブレーキレバーを握り込めばコントロール性はよく、制動力も強い。キャストホイールは、走りの質というよりもチューブレスタイヤを履けるようになった効果が大きく、これはスーパーカブファンが一番喜ぶところかもしれない。

前へ 1 2 次へ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

過去記事アーカイブ

2026年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
02月
05月
09月
10月
11月
12月
2016年
07月
09月
11月