このページの本文へ

あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第263回

トヨタの新型「ノア」はミニバンの中でもトップクラスの燃費の良さと快適な車内が魅力

2022年10月16日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

後部座席2列目は快適だが3列目は我慢が少々必要

 2列目シートはセパレートの7人乗りとベンチシートの8人乗りが用意されています。ですが車中泊に適している(と思う)8人乗りシートはエントリーグレードのみの設定で、上級グレードやハイブリッドの4WD仕様はセパレートシートのみです。このセパレートシートですが、前後のスライド量はとてつもないうえに、オットマンもついて快適そのものなのですが、前後にしか動かない模様。他社は左右も動いて、2列目の人が外にでなくても3列目の乗降ができるだけにちょっと残念なところ。

 アームレスト部は大きく、さらにUSB Type-Cポートを2つ用意。しかもオプションでAC100Vも取ることができます。このAC100V出力オプションは他社ミニバンにはない装備ですので、コレだけでノア一択、という気分になります。

 3列目シートは左右分割式。広さは十分ですし、足元も広いのですが、シートが薄くて長時間乗車はちょっとつらいかも。

 バックドアは、ボディーサイドを触れて自動で開くタイプ。説明がないと普通にリアのノブを触って「あかねーよ!」となってしまいます。一方で、ボディーサイドを触って自動で開くと「これは便利」と感嘆。というのも、バックドアって開く時に後ろに下がる必要があるのですが、横に立って触れば、下がる必要はありません。

 荷室は3列目シートを使っている時はちょっと狭め。ですが、左右側面に折りたたむと、床面積は一気に広くなりますが、横幅は少し狭くなってしまいます。ここは床下収納ができるHondaに軍配を挙げたいと思います。ですがココにもAC100Vのコンセントが。やっぱりノアいいなぁと。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ