ロードスターにおける実用保温性能ベスト10
ところで公式の保温性能は「保温効力」としてメーカーが表示しています。その計測条件は「20℃±2℃の室温で」「沸騰したお湯をボトルに注ぎ」「95℃±1℃まで水温が下がってからキャップを閉め」「縦置きで6時間放置」した際の温度です。
しかしコーヒーの抽出は一般的に90℃前後のお湯で行ない、結果抽出される溶液は70℃前後。そのコーヒーを室温に置かれたボトルに注ぎ、キャップを閉め、センターコンソールボックスに入れて走り出す。これが私の使い方であります。そこで「70℃±1℃のお湯を」「20℃±2℃の室温に放置したボトルに注ぎ」「横置きで6時間放置」を条件として測りました。
ここで重要なのは注ぐお湯の量。キャップが閉まるギリギリまで注げば条件も揃い、良い結果も出ますが、この実験ではメーカー表示の「実容量」を基本とし、それより少ない「保存可能容量」「適正容量」が併記されていれば、そちらを採用しています。キャップが閉まるギリギリまで注げば条件も揃い、良い結果も出ますが、この実験では
ただし実容量160mlとされるニトリ「プチトル」は、実際には155mlしか入りません。ギリギリまで入れると危険なため、5ml減らして150gを注いで計測しました。
計測器具はタニタのキッチン温度計「TT-533」、水量はタニタのキッチンスケール 「KD-192」で重さを測り、1g=1mlとしています。その結果は以下の通り。誤差が大きいので3回計った平均です。
やはりサーモス強し。150ml版「JOJ-150」の方が1位、120ml版「JOJ-120」が3位という結果。
その容量違いのサーモスに割って入ったのが和平フレイズ。180mlという大容量で、サーモスより安い1189円はお買い得。続くトップバリュも1078円ながら、3位のサーモスに肉薄する大健闘の4位。
さらに意外と言っては失礼ですが、お値段以上のニトリも5位。これくらいの性能を出せるなら、容量のサバ読んだりしなければ良いのになあ。毎度毎度、不躾で申し訳ありません。
この連載の記事
-
第112回
ゲーム・ホビー
タイヤも太いし全部ある人生初マウンテンバイク -
第111回
自動車
フルサス装備で世界のナベアツ化した自転車について -
第110回
自動車
自転車vs.ロードスター シートポストサスペンションの乗り心地を測ってみた -
第109回
自動車
自転車情報2022 深刻なグラベルロード不足を解消するサスペンション付きシートポストの衝撃! -
第108回
自動車
中古車のサビとキズ、傾向と対策 -
第107回
自動車
中古車のマルとバツ 5年5万キロSJ5フォレスター納車後総点検【内装編】 -
第106回
自動車
5年落ちフォレスターの憑き物を落とす -
第104回
自動車
ちょっと旧いスバル フォレスターの魅力 -
第103回
自動車
人生初SUV!ちょっと旧いフォレスターがやって来た ドライブ前の儀式編 -
第102回
自動車
ロードスター対応保冷保温ミニボトル私的ベスト4選 - この連載の一覧へ