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リビングにすんなり溶け込む和テイストの筐体も魅力

第12世代Core i7+RTX 3060搭載のコンパクトPC<GX750/EAB>レビュー、買ってすぐにゲームが遊べる周辺機器もセットで超おトク!

勝田有一朗 編集●市川/ASCII

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 ここ数年、ゲーミングPC市場は著しい成長を続けてきており、ゲームを遊ぶ手段としてPCは有力な選択肢のひとつとなってきている。そんな中、国内PCメーカーの老舗であるNECパーソナルコンピュータより満を持して登場したゲーミングPCが<LAVIE GX>だ。

 <LAVIE GX>は、NECパーソナルコンピュータがゲーミングPCへの参入プロジェクトとして明らかにしていた「Project炎神」の第1弾となるもので、ゲーミングPCに興味のあるエントリーPCゲーマーを対象にした製品だ。

 具体的には数十年前レトロゲームを遊んでいた元ゲーマーパパや、ゲーム実況を見て育ったZ世代をターゲットとしている。パソコン自体の性能が重要なのはもちろんだが、筐体デザインや提供サービスに訴求力を持たせてPCゲーマーの裾野を広げていこうという考えで作られている。

 今回は、<LAVIE GX>の店頭販売モデルである<GX750/EAB>をお借りできた。CPUに第12世代インテルCoreプロセッサーのCore i7-12700Fを搭載し、GPUにはNVIDIA GeForce RTX 3060を搭載する。最新ゲームもサクサクと動くゲーミングPCだ。

 本記事では<GX750/EAB>の特徴的な筐体やサービスなどを紹介しつつ、パフォーマンスについて検証していくことにしよう。

<GX750/EAB> 主なスペック
型名 GX750/EAB
CPU インテル Core i7-12700F(12コア/20スレッド、最大4.9GHz)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3060(12GB GDDR6)
メモリー 16GB(DDR4、デュアルチャネル対応)
ストレージ 1TB SSD
インターフェース USB 3.2 Gen1 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-A、USB 3.2 Gen1 Type-A、USB 2.0 Type-A×4、DisplayPort×3、HDMI出力、有線LAN(2.5GBASE-T)、ヘッドフォンマイクジャック(3.5mm 4極ミニジャック)、ステレオミニジャック
通信規格 無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5
サイズ 170(W)×308.6(D)×370(H)mm
重量 約6.5kg
OS Windows 11 Home

和のテイストを取り入れたデザイン
設置場所を選ばないコンパクトな筐体

 まずは<GX750/EAB>の外観を確認していこう。最初に<GX750/EAB>を梱包の段ボール箱から取り出した時の第一印象は「おお、コンパクトじゃん!」というものだった。

コンパクトな筐体が印象的

 筐体サイズは170(W)×308.6(D)×370(H)mmで、いわゆるマイクロタワー型と呼ばれるカテゴリーに属する大きさだが、<GX750/EAB>はそのカテゴリーの中でもひときわ小型の部類に入ると思われる。

 特に奥行きの小ささが特徴的で、汎用PCパーツで組む自作PCなどでは難しいダウンサイジング設計が可能なメーカー製PCの強みだと感じた。なお、<GX750/EAB>はリビングのテレビなどと組み合わせてゲームを楽しめるゲーミングPCとしてもプロモーションされている。テレビを設置するテレビボードには奥行き350~450mm前後のものが広く使われていると思うのだが、<GX750/EAB>であれば設置も余裕だろう。

 デザイン面を見ていくと、<GX750/EAB>は背面を除いて基本的に黒色ベースで統一されており、特徴的なフロントマスクには5本の直線を交互に配列した「五崩し」と呼ばれる和柄のテイストが取り入れられている。

 先で触れたように、<GX750/EAB>はリビングなどへの設置も想定されたゲーミングPCだが、この和テイストなデザインが生活空間へ違和感なく溶け込むことに一役買ってくれることだろう。また、フロントマスクの中央縦一直線を貫くように白色LEDバーが仕込まれており、五崩し柄の隙間から光が漏れ出るような演出も加えられる。LEDの光り方はBIOS画面から設定可能で点滅や消灯などが選択できる。

 前面と背面のインターフェース類に関しては必要最小限といった感じだ。前面側のインターフェース類は正面向かって右側縦一列に並んでおり、電源ボタン、ヘッドフォンマイク4極ミニジャック、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×1が備わる。

 背面のインターフェース類は2.5G BASE-T対応LANポート×1、USB 2.0 Type-A×4、ビデオカード側の出力としてHDMI出力×1、DisplayPort出力×3が備わる。

五崩し柄が特徴のフロントマスク

背面インターフェースは最小限。背面USBポートがすべてUSB 2.0な点は留意事項だ

 次にPCケース内部の構成もチェックしていこう。<GX750/EAB>のPCケース構造は電源ユニットを下部に配置するオーソドックスな設計で、コンパクトな筐体のためかPCパーツがキッチリ詰め込まれている印象を受ける。

 なかでも一番大きいPCパーツはRTX 3060搭載のビデオカードとなるが、ビデオカードはPCケースからの専用ステーで保持されているほか、脱落防止策もしっかりと施されている。

 また、試用機には、AcBel製の80PLUS PLATINUM認証500W電源が搭載されていた。小容量ながら高効率の電源ユニットだ。

キッチリとPCパーツが詰め込まれたPCケース内部。ビデオカードはステーでしっかりと保持されている

 PC内部の冷却機構としては、吸気と排気にケースファンをそれぞれ1基ずつ搭載し、エアフローを確保している。CPUクーラーにはトップフロー型を採用しているが、そのサイズはインテルの純正CPUクーラーより少し大きい程度だ。

トップフロー型のCPUクーラーを搭載

 また、メーカー製PC特有の特殊設計として面白いと思ったのが、M.2スロットの位置だ。M.2スロットへ取り付けたM.2拡張カードはマザーボード外へはみ出るような格好となり、M.2拡張カードの端はPCケースへ直接ネジ止めする形になっている。<GX750/EAB>の場合は1TBのM.2 NVMe SSDとWi-Fi 6/Bluetooth 5.0無線カードをM.2スロットに装着している。吸気ファンのすぐ近くということもあって、高い冷却効果を得られているようだ。

M.2 SSDなどはPCケースへネジで固定する仕様。吸気ファンからの風が直接当たるので冷却効果も高い

 このほか、ストレージ拡張用に3.5インチSATA HDDを簡単に着脱できるトレイ付き3.5インチ内部ベイが1つ備わっている。だが、<GX750/EAB>の電源ユニットは一般的なデスクトップPC向け電源とは少し異なる規格なので、特殊なSATA電源ケーブルが必要となる。

トレイ付きの3.5インチ内部ベイを備えるが、使用するには特殊なSATA電源ケーブルが必要

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