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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第235回

安全機能はそのままに100万円以下で買える新型アルト Aは一番コスパがいいグレード

2022年07月03日 15時00分更新

文● 矢田部明子 編集●ASCII

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上級グレードとの違い その2
使い勝手

 現在販売されている軽自動車を想像してアルト Aに乗ると、若干「……」となる人もいるかもしれません。ですが、私の場合は「うんうん。子供の頃はこんな感じだった~」という懐かしいことがたくさん! これはこれで、全然ありです♪

おそらく、利便性で1番気になるのは“後席の窓がはめ殺し”なことです。換気をしたい時などは少し不便ですね

ヘッドレストが付いていません。後席の窓がはめ殺し&ヘッドレストなしという装備を見ると、完全に商業車に振り切っているのかなと感じました。後席に置くのは荷物のみ! という割り切りっぷりです

サイドミラーは電動ではなく手動です。運転席から届かないので、助手席のミラーを出すのを忘れて走り出すと、大変なことになります(笑)

エアコンは、オートエアコンではなくマニュアルエアコンです

スマートキーやキーレスキーが主流となっていますが、回すタイプのアナログキーとなっています

上級グレードとの違い その3
車内装備

USB電源ソケット&シートヒータースイッチなどは付いていません

ライトはハロゲン

 ライトはLEDライトではなく、ハロゲンライトです。ただ、ハロゲンライトだから見えにくいか? というと、そんなことはありません。両者を比べてしまうと差はあると思いますが、だからといって走行に支障をきたすなどは、まったくありませんでした。

 機能の有無や利便性は変わってきますが、安全装備はグレードに関わらず、全車装備ということにスズキの本気を感じます! また、今回試乗したのが「ガソリンモデル」だったのですが、体感的にはハイブリッドの走りと何ら変わりはありませんでした。燃費も「HYBRID X 2WD・CVT」が27.7km/Lに対し、25.2km/Lなので経済性も大きく変わらないでしょう。そこも、Goodなポイントでした。

 ということで、今回は新型でエントリーモデルの「アルト A」に乗ってみました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧になってみて下さい。

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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